エステル記3章 2012.4.29
メッセージの前に、エステル記の位置について
旧約:列王 歴代誌 エズラ・ネヘミヤ エステル ヨブ
新約:教会時代 バビロン捕囚 回復 艱難時代→同じ流れ→再臨
エステル記→艱難時代をベースにみていくと、とても分かりやすい、ハマンが黒幕
メッセージに入ります。
3:1 この出来事の後、アハシュエロス王は、アガグ人ハメダタの子ハマンを重んじ、彼を昇進させて、その席を、彼とともにいるすべての首長たちの上に置いた。
ハマン:サタンの型
ハマンの意味合い:偉大な→サタンも尊大な存在
アガグ:私は一番になる
ハメダタ:二重、二重の意味合いがある?
モルデカイがおじぎをしない:神を礼拝しない(原語)
サタンが世の終わり、艱難時代をもたらす→この世の神、サタンを拝まないので、正しいクリスチャンを一網打尽に殺害する
ちなみに「1」年というのは、この世の時代を指す
なので、「12月」は、この世の終わりのこと、ゆえに、艱難時代のことを指す
エステルは、このことを前もって暗示している
艱難時代の1つの型
たとえば、サウルがダビデを追いかけた
この節では、アハシュエロス王(神)がハマン(サタン)をトップに置いたことが書かれている
サタンを置いたことに意味がある
Ex:ヨブはサタンにより苦難にあったが、それは、祝福のもとになった
ゆえに、サタンにも意味があるといえる
Ex:サウルの支配下にいたときに、ダビデや彼にくっついていた人は苦難に会い、後に栄光を受けた
このことは、サウルに着くか?ダビデに着くか?の区分をもたらした
終末は、真にキリストに着く人は誰か?を、より分ける時代ともいえる
神様が永遠に誰と一緒にいるか?を決める時
神様の選ぶ方法があり、それは、艱難時代のときに、主とともにいる人がキリストの花嫁に選ばれる
艱難時代は、より分けのときなので、それが来るからと言って、何も文句は言えない→神の方法を尊重する
平素のときは、分からない、しかし、問題があったとき、その人の本音が出る
苦難や艱難を経ても、本当にやっていくという人を神様は選んでくださる、繰り返すようですが、このことは、より分けに通じる
ハマンが置かれたこと、艱難時代にも、意味があるという点については、正しくとらえておく
3:2 それで、王の門のところにいる王の家来たちはみな、ハマンに対してひざをかがめてひれ伏した。王が彼についてこのように命じたからである。しかし、モルデカイはひざもかがめず、ひれ伏そうともしなかった。
3:3 王の門のところにいる王の家来たちはモルデカイに、「あなたはなぜ、王の命令にそむくのか。」と言った。
ひれ伏す:礼拝する
モルデカイが王の命令に従わなかった理由:モルデカイは御言葉に従ったから
参照 申命記5:7-9
5:7 あなたには、わたしのほかに、ほかの神々があってはならない。
5:8 あなたは、自分のために、偶像を造ってはならない。上の天にあるものでも、下の地にあるものでも、地の下の水の中にあるものでも、どんな形をも造ってはならない。
5:9 それらを拝んではならない。それらに仕えてはならない。あなたの神、主であるわたしは、ねたむ神、わたしを憎む者には、父の咎を子に報い、三代、四代にまで及ぼし、
サタンが艱難時代に怒るポイント:キリストは拝する、しかし、サタンは拝さない
サタンの惑わし:クリスチャンをいかにサタンに礼拝させるか
このあたりが永遠のいのちに関して、ひとつの大きなポイントになる
あらゆる方法でクリスチャンを騙して、礼拝させたい
Ex:悪霊のリバイバル集会
サタン礼拝=反キリストを拝むこと、イエス様が目に見える神の形であったように、反キリストは目に見えるサタンの形、サタンが体現したとも言える
これから、反キリストを拝まないものは、殺される
3:4 彼らは、毎日そう言ったが、モルデカイが耳を貸さなかったので、モルデカイのこの態度が続けられてよいものかどうかを見ようと、これをハマンに告げた。モルデカイは自分がユダヤ人であることを彼らに打ち明けていたからである。
3:5 ハマンはモルデカイが自分に対してひざもかがめず、ひれ伏そうともしないのを見て、憤りに満たされた。
3:6 ところが、ハマンはモルデカイひとりに手を下すことだけで満足しなかった。彼らがモルデカイの民族のことを、ハマンに知らせていたからである。それでハマンは、アハシュエロスの王国中のすべてのユダヤ人、すなわちモルデカイの民族を、根絶やしにしようとした。
モルデカイにかかわるすべてのユダヤ人を絶滅させようとした
艱難時代は、真にキリストに着くクリスチャンを根絶やしにしようとすること
いのちにかかわる脅かしがくる
艱難時代は必ず法律が関係する
死刑を含む刑罰が定まったときにどうするのか?
死をともなった刑罰が出てくる
どこかで、心の中で決断しなければいけない
そのような時代がくることを想定して歩む
死刑、死罪によって、ふるわれてしまうクリスチャンが出てくる
日本は、過去、多くのクリスチャンがキリストを裏切ってしまった
そのため、福音が思うように、伝わらなくなった
殉教を覚悟の上で、キリストに最後まで従うかどうか?
3:7 アハシュエロス王の第十二年の第一の月、すなわちニサンの月に、日と月とを決めるためにハマンの前で、プル、すなわちくじが投げられ、くじは第十二の月、すなわちアダルの月に当たった。
アダル(栄光)の月:12月
艱難時代は「栄光」に通じる
3:8 ハマンはアハシュエロス王に言った。「あなたの王国のすべての州にいる諸民族の間に、散らされて離れ離れになっている一つの民族がいます。彼らの法令は、どの民族のものとも違っていて、彼らは王の法令を守っていません。それで、彼らをそのままにさせておくことは、王のためになりません。
3:9 もしも王さま、よろしければ、彼らを滅ぼすようにと書いてください。私はその仕事をする者たちに銀一万タラントを量って渡します。そうして、それを王の金庫に納めさせましょう。」
3:10 そこで、王は自分の手から指輪をはずして、アガグ人ハメダタの子で、ユダヤ人の敵であるハマンに、それを渡した。
3:11 そして、王はハマンに言った。「その銀はあなたに授けよう。また、その民族もあなたの好きなようにしなさい。」
9節:ユダヤ人虐殺と1万タラントが関係する
参照 マタイ18:24
18:24 清算が始まると、まず一万タラントの借りのあるしもべが、王のところに連れて来られた。
1万タラントを今の金額に換算すると、「6千億円」
誰でも、1万タラントの負債がある
一生の罪は、これくらいになる、すなわち、贖いの代金ともいえる
なぜ、エステル書に、このことが出てきたのか?
これは、ハマンが狙っているユダヤ人の型
新約:私たちの贖いを狙っている、永遠のいのちを奪おうとする罠、すでにクリスチャンになった人をひっくり返す
艱難時代にサタンが狙っているのは、永遠のいのち
艱難時代に反キリストを拝ませ、契約を結ばせ、永遠のいのちを奪う
サタンは知恵をもって、このことを行うので、聖霊の知恵によって対応する
参照 ダニエル書11:36-38
11:36 この王は、思いのままにふるまい、すべての神よりも自分を高め、大いなるものとし、神の神に向かってあきれ果てるようなことを語り、憤りが終わるまで栄える。定められていることが、なされるからである。
11:37 彼は、先祖の神々を心にかけず、女たちの慕うものも、どんな神々も心にかけない。すべてにまさって自分を大きいものとするからだ。
11:38 その代わりに、彼はとりでの神をあがめ、金、銀、宝石、宝物で、彼の先祖たちの知らなかった神をあがめる。
キリスト教の神は関係なくなり、異教的な神が入ってくる
キリスト教以外の宗教を持ってくる→外国の神の助け
たとえば、仏教にも救いがあると言ったり、イスラム教との融合を推進したりする、そのようなことをはじめ、あらゆるインチキが入ってくる
堅く御言葉についていないと、ひっくり返されてしまう
3:12 そこで、第一の月の十三日に、王の書記官が召集され、ハマンが、王の太守や、各州を治めている総督や、各民族の首長たちに命じたことが全部、各州にはその文字で、各民族にはそのことばでしるされた。それは、アハシュエロスの名で書かれ、王の指輪で印が押された。
3:13 書簡は急使によって王のすべての州へ送られた。それには、第十二の月、すなわちアダルの月の十三日の一日のうちに、若い者も年寄りも、子どもも女も、すべてのユダヤ人を根絶やしにし、殺害し、滅ぼし、彼らの家財をかすめ奪えとあった。
3:14 各州に法令として発布される文書の写しが、この日の準備のために、すべての民族に公示された。
3:15 急使は王の命令によって急いで出て行った。この法令はシュシャンの城でも発布された。このとき、王とハマンは酒をくみかわしていたが、シュシャンの町は混乱に陥った。
実行されたのは、アダルの月
発布されたのは、年のはじめ
このことが言わんとしているのは、聖書のはじめから艱難時代は預言されているということ
そんな風に、前もって語っているので、そのために、正しく備えていかなければいけない
そのために祈り、正しい教理に立っていく
レムナントキリスト教会
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