コロサイ人への手紙2章 2013.5.26,6.2
2:1 あなたがたとラオデキヤの人たちと、そのほか直接私の顔を見たことのない人たちのためにも、私がどんなに苦闘しているか、知ってほしいと思います。
離れているのに、どうやってパウロは戦ったのか?
物理的な戦いでなく、霊的な戦い、具体的には「祈りの戦い」
そして、そのことで「苦闘」していた
霊的な助けにおいて、「祈り」は大切
顔を見たことのない人のためにも、パウロは戦った、そして、助けた、その結果、ヨーロッパ中に福音が伝わり、多くの教会が建てられた
たしかに、このことは、目に見えるものではなく、見えない戦い、しかし、祈りがあるか?orないか?によって、救いに関する結果が大いに変わってくる
祈りに関する戦いがある Ex:テレビが見たい、眠い等
祈りに関して、「苦闘」がある
しかし、たとえ見えないことであっても、「苦闘」は無駄にはならない→益になり、恵みを受ける
それぞれの祈りのポイントを神様は教えてくださる
関わりのあった人とかのために祈ることも、奉仕の一環、そういった意味合いにおいても、小さなことに忠実でありたい
2:2 それは、この人たちが心に励ましを受け、愛によって結び合わされ、理解をもって豊かな全き確信に達し、神の奥義であるキリストを真に知るようになるためです。
こういうポイントをとらえて、パウロは祈っていた
具体的な祈りは聞かれる、ポイントをついた祈りは大事
2:3 このキリストのうちに、知恵と知識との宝がすべて隠されているのです。
真の知恵、知識はキリストにある、このことに徹してキリストに求めていく
理論だけでなく、その立場に立たなければいけない
そのことを実行できるように祈り求める→その人の上に実現する
あらゆること(人間関係、仕事のこと等も含めて)において、キリストオンリーに恵みがある
2:4 私がこう言うのは、だれもまことしやかな議論によって、あなたがたをあやまちに導くことのないためです。
こういう御言葉があるにもかかわらず、キリストのみ以外の方法をキリスト教会は持ってくる
Ex:神学校を卒業しないと牧師になれない、人前で告白しないと罪が赦されない等→まことしなやかな議論
本来、御言葉が言っている違う方向へ導く働きがあることを理解して歩む
蛇がエバを騙したエデンの園のことは、今の時代に成就している
まことしなやかな教理が、キリスト教会に入ってきているのは、ある意味、聖書的なこと、だからと言って、そのことに流されてはダメ、神の前に言い訳はきかない
まことしなやかな議論や教えがあるのは、良くも悪くも聖書的
2:5 私は、肉体においては離れていても、霊においてはあなたがたといっしょにいて、あなたがたの秩序とキリストに対する堅い信仰とを見て喜んでいます。
霊的な現実
他の人のために祈っていくときに、このことは成就する→霊は一緒にいる
霊において、人のことが分かるようになる
2:6 あなたがたは、このように主キリスト・イエスを受け入れたのですから、彼にあって歩みなさい。
キリストにあって、歩んでいきたい
この世の常識とかキリスト教会の神学ではなく、キリストによって歩み、理解をしたい
自分の思いや計画に従うのではなく、キリストが語っていることに沿って、歩みや働きをしたい
2:7 キリストの中に根ざし、また建てられ、また、教えられたとおり信仰を堅くし、あふれるばかり感謝しなさい。
キリストに根ざして、建てられていきたい
2:8 あのむなしい、だましごとの哲学によってだれのとりこにもならぬよう、注意しなさい。そのようなものは、人の言い伝えによるものであり、この世に属する幼稚な教えによるものであって、キリストに基づくものではありません。
キリスト教会の中で、本来、神が意図していないだましごとが入ってくるということは、理解しておく
この言葉は、現代に通じる
この警告を受けない人は、訳の分からないものを掴んだりする、場合によっては永遠の命が危なくなる
Ex:人前で罪を告白しないと赦してもらえない→恵みによって赦されることから外れてしまった教え、そういう罠があるので気をつける
それぞれの人が、それぞれの罠に引っ掛かる(サタンが弱点をついてくる)
自分の義ではなく、キリストに向くときに、正しいものを見、まことの恵みに入っていく
2:9 キリストのうちにこそ、神の満ち満ちたご性質が形をとって宿っています。
2:10 そしてあなたがたは、キリストにあって、満ち満ちているのです。キリストはすべての支配と権威のかしらです。
あらゆるサタンの方法は、キリスト以外のものに頼らせる
キリストを求め、キリストに頼る人は、御言葉から知識を受ける、真理を見る、キリストからの恵みや助けを得る
2:11 キリストにあって、あなたがたは人の手によらない割礼を受けました。肉のからだを脱ぎ捨て、キリストの割礼を受けたのです。
肉のからだを脱ぎ捨て(KJV):罪ある肉のからだを脱ぎ捨て
割礼:肉を切り離す(肉は罪があるから、切り捨てなければいけない)
参照 創世記17:9-12
17:9 ついで、神はアブラハムに仰せられた。「あなたは、あなたの後のあなたの子孫とともに、代々にわたり、わたしの契約を守らなければならない。
17:10 次のことが、わたしとあなたがたと、またあなたの後のあなたの子孫との間で、あなたがたが守るべきわたしの契約である。あなたがたの中のすべての男子は割礼を受けなさい。
17:11 あなたがたは、あなたがたの包皮の肉を切り捨てなさい。それが、わたしとあなたがたの間の契約のしるしである。
17:12 あなたがたの中の男子はみな、代々にわたり、生まれて八日目に、割礼を受けなければならない。家で生まれたしもべも、外国人から金で買い取られたあなたの子孫ではない者も。
17:13 あなたの家で生まれたしもべも、あなたが金で買い取った者も、必ず割礼を受けなければならない。わたしの契約は、永遠の契約として、あなたがたの肉の上にしるされなければならない。
17:14 包皮の肉を切り捨てられていない無割礼の男、そのような者は、その民から断ち切られなければならない。わたしの契約を破ったのである。」
9節:クリスチャンは、神様との契約を守らなければいけない
10節:割礼は男性だけでなく、霊的においては女性も必要
11節:肉を切り捨てる
12節:“八日目”の「八」は、復活の数字
13節:“肉”とは、生まれつきの性質のこと
14節:切り捨てられていない者は、神の民から断ち切られなければいけない→割礼を受けていないら、契約は適用されない
肉を切り離すことが、クリスチャンにとって、非常に大事なこと
これはクリスチャン生活の課題、つまり割礼を受けることを霊的に守ることは永遠の契約
聖霊にあって、罪のある肉の体から切り離されていく
割礼が無いと、肉に引っ張られていく可能性がある
肉は、罪あるもの
割礼を、追い求めていきたい
クリスチャン生活は葛藤
霊的な割礼、つまり、肉(罪)と分離しないと、肝心なところで肉に引っ張られる生活を延々と続けることになる、結果、別の所に行ってしまう可能性がある
意識的に切り取らないと、切り取られない
どんなクリスチャンも肉はある、しかし、意識的に割礼を行って切り取る
どこかで成し遂げないと、ずっと肉がくっついたまま、場合によっては、もっとも大事なところでひっくり返される
2:12 あなたがたは、バプテスマによってキリストとともに葬られ、また、キリストを死者の中からよみがえらせた神の力を信じる信仰によって、キリストとともによみがえらされたのです。
バプテスマ(浸される)→割礼と関係する
多くの水によって、割礼はなされていく、水の量によって決まる
主に大いに祈り、祈りの中でバプテスマがなされ、割礼を受けていく
2:13 あなたがたは罪によって、また肉の割礼がなくて死んだ者であったのに、神は、そのようなあなたがたを、キリストとともに生かしてくださいました。それは、私たちのすべての罪を赦し、
2:14 いろいろな定めのために私たちに不利な、いや、私たちを責め立てている債務証書を無効にされたからです。神はこの証書を取りのけ、十字架に釘づけにされました。
肉の割礼が無いときに、死んだ者となる
肉の力は強い、しかし、割礼が行われるときに、引っ張られなくなる
私たちはあらゆる律法において有罪、しかし、十字架の死によって、有罪の定めから解放された
2:15 神は、キリストにおいて、すべての支配と権威の武装を解除してさらしものとし、彼らを捕虜として凱旋の行列に加えられました。
支配と権威について
参照 ローマ8:38,39
8:38 私はこう確信しています。死も、いのちも、御使いも、権威ある者も、今あるものも、後に来るものも、力ある者も、
8:39 高さも、深さも、そのほかのどんな被造物も、私たちの主キリスト・イエスにある神の愛から、私たちを引き離すことはできません。
御使い:霊的な存在
悪い御使いは、キリストから私たちを離そうとしている
※「支配と権威」に関しては、他の箇所も各自で参照しておいてください(Ⅰコリント15:24,エペソ1:23,3:10,6:12,コロサイ1:6)
コロサイに戻ります
要するに、敵軍との戦いのことを言っている
御心を行うときに敵となるのは、霊的な存在→サタン、悪霊の類
このことをよく理解する
本当に主に従っていくときに、霊的な存在が妨害になっていく
武装→敵は色々なものをもって、攻撃してくる
Ex:カインがアベルを殺した、エサウがヤコブを殺そうとした→これらは、御使いと人間の型
入るべき所に入るときに、誰が敵なのかを理解しないと、勝利できない→悪い御使いが妨害する
御使いのほうが兄なので、力は圧倒的に上
御国に入るのを知っていて、妨害する
普通に戦ったら勝てない、しかし、キリストにあって武装を解除できる
キリストにあって歩まないなら、永遠の命をゲットできない
キリストをちゃんと求めていかないと、敵の武器にやられる
敵の武器は、未信者だけでなく、クリスチャンにも大いに有効
求めに応じて、主は応えてくださる
キリストに求めていく人は得る
クリスチャンの問題→キリストに求めないこと
サタン力は巧妙で強力→皆、サタンに対して楽勝だと思っている、しかし、実際はそうではない
サタンは、上の上をいくので、変な自信を持たないこと
しかし、キリストによって、武装を解くことができる
2:16 こういうわけですから、食べ物と飲み物について、あるいは、祭りや新月や安息日のことについて、だれにもあなたがたを批評させてはなりません。
2:17 これらは、次に来るものの影であって、本体はキリストにあるのです。
2:18 あなたがたは、ことさらに自己卑下をしようとしたり、御使い礼拝をしようとする者に、ほうびをだまし取られてはなりません。彼らは幻を見たことに安住して、肉の思いによっていたずらに誇り、
違った方向のクリスチャン生活に引っ張られてはダメ
2:19 かしらに堅く結びつくことをしません。このかしらがもとになり、からだ全体は、関節と筋によって養われ、結び合わされて、神によって成長させられるのです。
かしら(キリスト)に堅く結びつく
人間の方法を頼みとしない
祈って主に求めていく
他の方法を求めると、空しい結論になる
2:20 もしあなたがたが、キリストとともに死んで、この世の幼稚な教えから離れたのなら、どうして、まだこの世の生き方をしているかのように、
2:21 「すがるな。味わうな。さわるな。」というような定めに縛られるのですか。
2:22 そのようなものはすべて、用いれば滅びるものについてであって、人間の戒めと教えによるものです。
2:23 そのようなものは、人間の好き勝手な礼拝とか、謙遜とか、または、肉体の苦行などのゆえに賢いもののように見えますが、肉のほしいままな欲望に対しては、何のききめもないのです。
この世の幼稚な教えは、キリスト教会に入ってきている
Ex:禁句みたいなこと
苦行とかしても、意味が無い→用いると、滅びる
レムナントキリスト教会
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