テトスへの手紙1章7~16 2014.3.2
1:7監督は神の家の管理者として、非難されるところのない者であるべきです。わがままでなく、短気でなく、酒飲みでなく、けんか好きでなく、不正な利を求めず、
1:8かえって、旅人をよくもてなし、善を愛し、慎み深く、正しく、敬虔で、自制心があり、
1:9教えにかなった信頼すべきみことばを、しっかりと守っていなければなりません。それは健全な教えをもって励ましたり、反対する人たちを正したりすることができるためです。
長老、監督の意味。
町々に長老、監督を立てる---今で言う牧師など。 役割は大事。
御言葉を教える。
「監督」のギリシャ語の意味合いは「エピスコポス」----「見張る」という意味。
教会の中をよく見張る。
例:おかしな教えが入って来ないように見張る。
監督、長老の権威は尊重すべき。
監督は、人の評判ばかり見てはいけない。
いざという時、まして、おかしな教えが入ってきた時に正しく対応出来るかが大切なポイント。
監督自身が惑わされてはダメ。健全な教えをきちんと持っていること。
その上で、励ましたり、反対する人たちを糺したりすることが出来るため。
1:10実は、反抗的な者、空論に走る者、人を惑わす者が多くいます。特に、割礼を受けた人々がそうです。
パウロの時代、すなわち初代教会からそうであった。
現代のキリスト教会はもっとひどい。
艱難前の携挙、レフトビハインドなど空論ばかり。
キリスト教書店など言っても空論でない、健全な本を見つける方が難しい。
人を惑わす教え---「地獄は無い」だのマザーテレサの本などの空論本が多い。
教会の専門家に限って、訳のわからない教えを説いたりする。
これらは良くない事。
1:11彼らの口を封じなければいけません。彼らは、不正な利を得るために、教えてはいけないことを教え、家々を破壊しています。
教えてはならない事を教えるのも教師。
「家々を破壊する」というのは、いろいろ招かれて行き(教会などに)、講演会やメッセージをしたりして、それらを聞く人々の信仰を覆していくということ。
今はこのような事が実行されている時代。 パウロの時よりなお悪い時代。
彼らの口を封じなければならない。自由にメッセージをさせていてはいけない。
これは監督の責任。
1:12彼らと同国人であるひとりの預言者がこう言いました。「クレテ人は昔からのうそつき、悪いけだもの、なまけ者の食いしんぼう。」
1:13この証言はほんとうなのです。ですから、きびしく戒めて、人々の信仰を健全にし、
監督は、時に厳しく言ってもよい。 特に教理に関しては。
実際に今すでに、あらゆる教会におかしな教えが入っている。
1:14ユダヤ人の空想話や、真理から離れた人々の戒めには心を寄せないようにさせなさい。
ユダヤ人の空想話や人間の戒め、人間的な考えには心を寄せない。
ユダヤ人の空想話---キリスト教界に多くの空想話が入って来ている。その多くはユダヤ人から出ている。例えば艱難前携挙説はユダヤ人のラビから出ているとの話がある。
キリスト教の牧師の中にはユダヤ人がスパイとして入り込んでいると聞く。
彼らの空想話は、意図的にキリスト教会に持ち込まれていて、多くの人の信仰を覆している。
我々がしなければならないのは、本当の聖書の真理と、空想話との区分をすること
空想話が蔓延しているキリスト教会の中で、地道に、「ここは違う」とか、「ここに真理がある」とかを言っていくという作業。 これには御心がある。
そして、こういった空想話(艱難前携挙など)から離れるという事にポイントがある。
1:15きよい人々には、すべてのものがきよいのです。しかし、汚れた、不信仰な人々には、何一つきよいものはありません。それどころか、その知性と良心までも汚れています。
おかしな教えに巻き込まれて行かず、きよさにとどまることを心に留めておく。
きよい=混ぜ物がない 汚れた=色が付いている
良心というのは、心の中で最も良い部分。
変な教えに入って行ったり、変な霊に惑わされた時には良心すら汚れたものとなってしまう。
良心的にやった事さえ意味の無いものとなる。
我々は恐れを持つべき。
1:16彼らは、神を知っていると口では言いますが、行ないでは否定しています。実に忌まわしく、不従順で、どんな良いわざにも不適格です。
真理から離れたり、おかしな空想話に入って行く時に、行いが、正しいあるべき行いからずれて行ってしまう。
不適格とは、テストに落ちるという意味合い。
すると、どんなよい業、神の業に対して不適格になる。
神の業を行うにも、適合、不適合がある。
レムナントキリスト教会
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