ヨハネの黙示録13章1~2 2016.4.10
13:1また私は見た。海から一匹の獣が上って来た。これには十本の角と七つの頭とがあった。その角には十の冠があり、その頭には神をけがす名があった。
KJVの12章の一番最後の言葉が
新改訳
12:18そして、彼は海べの砂の上に立った。
KJV
13:1そして、私は海辺の砂の上に立った。
と言っている。「私」とは、ヨハネの事。
13章は、「砂」
12章は、「太陽を着る女」だから、天的な教会。
このような区分がある事は、初めによく捉えなければならない。
12章に書いてあるように、1260日の間、女は荒野で「養われる」
1260日は3年半であり、艱難時代の初めから終わりまで。
神は、天的な教会を守られるという事は、12章に書いてあるメッセージ。
これを読み取らないと、読むべき事を読んでいないという事。
13章の1節で「そして、私(KJVではヨハネ)は海辺の砂の上に立った。」と書いてあるように、
海辺の砂とは地の砂。
日本語訳の聖書では、12章の最後の章に、この御言葉が来ているが、KJVでは、13章1節に書いてある事。
13節は、どの様な主旨で書かれているかを、この1節で語っている。
13章に来ている災いは、あらゆる災いが来ている。
教会が、2本の角を持つ、小羊のような「獣」なってしまう
教会が、獣化する。 反キリストを拝むようになる。
何故か。ポイントは1節で、「海辺の砂の上に立った」とあるように、砂の上に建てた教会だという事。 御言葉を行なわないクリスチャンの教会であり、地についてる、世についている教会だという事。
そう言った区分を、聖書はしている。
12章と13章では、同じ教会でも、大違い。
13章では、初めは「砂」の上に立った。地についており、この世的であり、しかも「砂」の上の家というのは、御言葉を行なわないと、聖書にはっきりと書いてあるので、それは洪水に流される。あらゆる災いが13章に関して書かれている。
そのような、明確な区分が、実は神の御国の奥義として書かれているが、封印が開かれなければ、主が知恵を与えてくれなければ、これらの事は開かれない。
しかし、ポイントのポイント、基礎の部分を見て行かないと何も分かっていない。
そう言う事柄を是非見て行きたい。
「海から一匹の獣が上って来た。」とある。
これは、アメリカであると思う。
「これには十本の角と七つの頭とがあった。その角には十の冠があり、その頭には神をけがす名があった。」
ここに出て来る獣こそが、予てから聖書に予言されている、ダニエル書でも預言されている、
終末の獣の国。
終末に、聖書、黙示録にしても、ダニエル書にしても、書は違えても、言葉を合わせ、口を合わせ、言葉を揃えて語っている事は、終末の艱難時代とか、クリスチャンに対しての迫害だとか、クリスチャンも、それ以外のこの世の人も災いに遭う。
あらゆる災いというのは、1匹の獣と書いてあるように、1つの獣の国が、終末に現れる。
それが、あらゆる災いの原因であると言う事柄を、是非理解しておきたい。
そこが、ポイントのポイント。
1匹の獣という事柄に関しては、よくよく理解しておく。
終末に関して、あらゆる終末の獣に関しては、キーポイントであり、キーワードであり、最も重要な事柄なので、間違えや、誤解やら、とんでもない的外れが、続出している。
この事は、ある意味では、聖書が預言している事柄。
ダニエル書2章で、初めてこの獣の事が出ている。
それは、ネブカデネザル王の夢の中に出て来る。その時に象徴的な事が起きた。
「この夢は何か、そもそも王が見た夢が何なのか、その解き明かしはどうなのか、」と、バビロンの知者に聞いた。しかし、バビロンの知者は誰1人答える事が出来なかった。
王は怒って、バビロンの知者を皆殺しにするように命じた。
バビロンは、アメリカのキリスト教会だと思うが、アメリカのキリスト教会の教理を受け、インチキ教理で、端から端まで洗脳されてしまった人々には、終末の獣の国は見えない。
それは、バビロンの知者だから。そういう事が、ダニエル書の2章で預言されていると思う。
そして見事に、今は、終末の獣の国が目の前に出て来ても、分からないという時代になって来ている。そもそも「1匹」という事自体が、間違えている。
多くの人は、あたかも全く正しいかのように、「EU」が獣の国だと言うが、EUというのは国ではない。また、「カトリックが獣の国だ。」という人たちもいるが、カトリックも国ではない。バチカンはほんの小さな国。あと、国連とか、みんな国ではない。
しかし、明らかに一匹の獣という表現で、聖書は1つの国をさしている。
何故その様に断言できるかと言うと、ダニエル2章とか、終末の国は、4番目の国だが、1番目はバビロン。2番目は、メディアペルシャ。3番目は、ギリシャだが、これはEUみたいな地域やら国ではない。または、ローマカトリックのような信者の集合体ではない。
1番目も、2番目も、3番目も、みな国。 当然4番目の獣の国も、1つの国。
これは、基本の基本。しかし、分からない人達が黙示録に対して、当てずっぽうな事を言っているが、全く間違えている。
アメリカこそ、獣の国のあらゆる条件を満たしていると思うが、その中の1つだけを上げるとすれば、どこから見ても、1つのポイントを言うが、EUでも、カトリックでも、国連でもないと分かると思う。
1つのポイントとは、具体的には、軍事力。
聖書は明らかに、終末の獣の国は、大変な軍事大国であると書いてある。
ダニエル書
2:40第四の国は鉄のように強い国です。鉄はすべてのものを打ち砕いて粉々にするからです。その国は鉄が打ち砕くように、先の国々を粉々に打ち砕いてしまいます。
第4の国、これが終末の獣の国だが、この国の特徴として、ダニエル書2章では、「鉄」と言う表現を語り、「鉄の様に強い国」と書かれている。
その前には、純金とか、銀とか、青銅とかが書いてあるが、これらの金属に比べても、鉄の方が強い。 だから、終末の獣の国に関しては、軍事大国。 その事をはっきり言っている。
今の世界の国々も比較すれば、一目瞭然。
アメリカというのは、全世界の総軍事費の40%をアメリカ一国で占めている。
軍事費で、2番目とか3番目の国がある。ロシアや中国など。
2番目から10番目合わせても、アメリカには及ばない。
異常なほどの軍事大国。
今の軍事大国はアメリカ。EUはアメリカの3分の2ほどしかない。
アメリカは、我々が思う以上に圧倒的。
アメリカには、ホームレスや貧困などの問題が大きいが、何故か軍事費だけは異常に大きい。
ダニエル書
7:23彼はこう言った。『第四の獣は地に起こる第四の国。これは、ほかのすべての国と異なり、全土を食い尽くし、これを踏みつけ、かみ砕く。
7:19それから私は、第四の獣について確かめたいと思った。それは、ほかのすべての獣と異なっていて、非常に恐ろしく、きばは鉄、爪は青銅であって、食らって、かみ砕いて、その残りを足で踏みつけた。
ここでも、第4の国、終末の獣の国に対して、軍事大国だという事が書かれている。
「全土を食い尽くす」という事は、世界中のあらゆる国を攻撃したり、倒したり、ひっくり返したりする。
アメリカはすでにそれらしき事をやっている。 日本もひどい目に遭っている。
ベトナムもひどい目に遭ったし、アフガンもイラクも同じく。 それでもまだ、アメリカの本性を半分も出していない。
「全土を食い尽くす」のだから、まだまだ来る。
そして、「これを踏みつけ、かみ砕く。」とある。
これらは、圧倒的な軍事力があって、可能な事。
第4の獣の国に関しては、ここに書いてあるように、何はともあれ乱暴な国であり、他の国を攻撃したり踏みつけたりなどをする。
これは、どう見ても軍事的に、あちこちの国をやっつけたり、踏みつけたりする。
でも、これらは軍事力が無ければ出来ない事。
どのような角度から見ても、獣の国の資格があると思われる。
ダニエル書
8:24彼の力は強くなるが、彼自身の力によるのではない。彼は、あきれ果てるような破壊を行ない、事をなして成功し、有力者たちと聖徒の民を滅ぼす。
ここでも、破壊とか、壊すとか、力があるとかを言っている。
「彼は、あきれ果てるような破壊を行ない、」とか書いてあるから、日本もこの国と戦ったが、
あきれ果てるような破壊をされた。原爆を2つも落とされ、沖縄も大変な目に遭った。
そういう意味では、獣の国は、アメリカ以上にふさわしい国は無い。
黙示録13章1節の中頃で、「十本の角と七つの頭とがあった。その角には十の冠があり、」とある。これがまさにダニエル書が預言している獣の国である
13章2節では、「竜はこの獣に、自分の力と位と大きな権威とを与えた。」
竜はサタン。サタンはこの獣に自分の力と位と大きな権威とを与えた。
今の世界において、圧倒的ナンバー1の軍事力、政治力を持っているのは、どう見てもアメリカ。 さらに見たいことは、「十本の角」
十本の角と十の冠、という事を見たい。 これが、アメリカとどういう関係があるか。
十の角はEUだと、昔は言われていた。 アメリカは50の州に分かれている。
あまり知られていない事だが、「カッティングエッジ」というホームページを見て分かった事だが、ニクソン大統領の時代、1972、3年くらいの時、アメリカは既に、10の部分に分割するという法律が出ている。既に分割されている。
非常事態になった時には、10の部分というのが、活用されるとの事。
50州に分かれているが、ニクソンの時に、アメリカは10の部分に分かれている。
これが、10本の角に相当する。角は攻撃力。この中の10の冠を見たい。
冠は王様が被る。なので、世界を支配するという意味合いがある。
それと符合するかのように、1960年代か70年代頃に、ローマクラブという、世界的な、国連とかに関係している世界的な組織が、世界を10の部分に分けるという事をしきりに言い出している。それは今でも有効で、最近は、アジェンダ21とかの計画が出た。
そこにも、世界を10の区分にするという事が書かれている。
具体的には、世界を、1番目が北米とか、2番目の区分が、西ヨーロッパ。3番目は日本。
4番目がオーストラリア。 こんな具合に区分されている。
全部では10。 冠はどういう意味で言っているかは、具体的には、アメリカの一番の区域は、
一番の北欧を支配するという事。二番目は、西ヨーロッパを支配する。3番目は日本を支配する。など。
そういう意味で、我々が何も知らない間に、世界は、そんな方向に進んでいる。
アメリカはいつの間にか10の角を持っているし、世界は世界で国連を主導にして、いつの間にか勝手に10に区分している。
だからアメリカが世界を支配する日は、裏で勝手に進んでいる。
アメリカが世界のトップになるという事は、実は裏の世界では、国連などを支配する人たちにとっては、すでに、規定事実。
我々が何も知らなくても、聖書がそれを預言している。
それがまさに、アメリカによる世界支配。
1つ言うと、NWO(ニューワールドオーダー)とか、新世界秩序、これは、旧世界秩序というのは、日本は日本で独立しており、イギリスはイギリスで独立している。
現在のこういう秩序を旧世界秩序。 新世界秩序というのは、全世界の国々をアメリカ一国で支配するという事。 そう言う日が、近付きつつある。
そういう意味で言うと、アメリカ支配というのは、かなり近付いている。
10の冠は、支配を表す。 ダビデ王が冠をかぶって支配したように、アメリカの10本の角というのは、10の冠をどうしてかと言うと、世界の10区分を、それぞれアメリカの10の区分が、支配するという事をまさに表している。
1節の後半には、「その頭には神をけがす名があった。」とある。
サタンは、このアメリカを用いる。そして、これからアメリカの支配は、次々に広がって行くが、その支配するアメリカがどういう国かと言うと、「その頭には神をけがす名があった。」とあるように、アメリカが基本的に、神をけがす国になって行くという事は、覚えておく。
少し前までは、アメリカと言えば、キリスト教国であり、宣教師が日本に来ていたりするので、
そんな事は考えられなかったが、聖書の預言なので、それは成就して行く。
そして今は、この言葉がアメリカに関連して実現しつつあるように思える。
実際にアメリカで起きている事は、オバマ大統領が、「同性婚は合法だ」と言った。
これは、世界の歴史始まって以来、あり得なかった事。しかも、聖書に基づいて同性愛に反対する様なクリスチャンたちを逮捕し、罰金数万ドル、懲役47年を言い渡したりしている。
この事も成就しつつある。 「神をけがす名があった。」
なので、いろんな意味合いで、アメリカこそ獣の国であると思うが、この事、終末の獣の国がどこなのかという事が、はっきりしない事には、終末の事柄は何一つ見えてこない。
我々の結論を押し付けるつもりはないが、そうとしか思えない事柄に関しては、是非、見て行きたい。
そして、7つの頭。
7つの頭を理解するには、
ダニエル書
4:22王さま、その木はあなたです。あなたは大きくなって強くなり、あなたの偉大さは増し加わって天に達し、あなたの主権は地の果てにまで及んでいます。
4:23しかし王は、ひとりの見張りの者、聖なる者が天から降りて来てこう言うのをご覧になりました。『この木を切り倒して滅ぼせ。ただし、その根株を地に残し、これに鉄と青銅の鎖をかけて、野の若草の中に置き、天の露にぬれさせて、七つの時がその上を過ぎるまで野の獣と草を分け合うようにせよ。』
これは、バビロン王のネブカデネザルに対して言われた言葉。
ネブカデネザル王は、7つの不思議な事を経験するが、7つの時を経験する。
獣のようになるが、後にまともになり、王に復活する。
これは、バビロン王が個人的に経験した事だが、これは未来に対しての預言。
これは、終末の獣の国の、7つの頭と7つの時と言うのは、まさに対応する。
終末の獣の国というのは、それまで7つの時を過ごす。だから、過去からの7つの時代区分が、まさに7つの頭というように理解出来る。 その1つはバビロンだったり、メディアペルシャだったり、ギリシャとか、またはローマも入っている。 そして合計7つ。
黙示録13章で、アメリカに7つの頭があるという時に、アメリカという国は、単純な国ではなく、過去の、7つの国、7つの時代の影響を受けている国。
黙示録
13:2私の見たその獣は、ひょうに似ており、足は熊の足のようで、口は獅子の口のようであった。竜はこの獣に、自分の力と位と大きな権威とを与えた。
バビロンは獅子。 メディアペルシャは熊。 ギリシャは豹。
だからアメリカは、豹に似ているというように、ギリシャ的(ギリシャは西洋文明の基)な影響を受けている。
7種類の色んな影響を受けている。
足は熊の足と書いてあるが、アメリカの特徴は熊の足の様だと書いてある。
口は獅子の口の様であった。 獅子はバビロンの特徴。恫喝する。
まさに、アメリカの特徴を書いてある。
アメリカはギリシャの西洋文明の申し子。
そして、問題は2節の後半で、「竜はこの獣に、自分の力と位と大きな権威とを与えた。」
「竜」は、前の方で、悪魔とかサタンとか書いてあるので、要は、アメリカという国に、サタンは、自分の大きな位や力を与えた。 ある意味、アメリカというのは、サタンの申し子の様な国。 「力と位と大きな権威とを与えた。」というように、だからすごいパワーがある。
権威もある。 実際に、アメリカの大統領だとか。
例えばアメリカが言った事に、日本は殆ど口出し出来ない。
沖縄の人達は、アメリカが「基地を置く」と言ったら、なかなか撤回できない。
日本の首相で一人いる。鳩山さんが確かそう。
あっという間に首相をくびになった。
日本は、アメリカのサタン的なパワーに負けている。
だからTPPなんかも、無理難題が通っている。
日本でも、このアメリカの横暴に、対抗しようとした人がいる。
自民党の田中角栄さんがそう。この人は何とか、日本の主権の為に頑張った。
そして、アメリカと対等に物を言おうとした。
だが結果は、田中首相は、ロッキード事件などの濡れ衣を着せられ、刑務所にまで入れられた。
アメリカのあらゆる理不尽は通る。
日本としては悔しいが、田中角栄さんみたいに、愛国者はどんどん追いやられたり、汚名を着せられ、逮捕されたりしている。
アメリカのいう事を聞いている首相は、どんどん偉くなったりする。
それは他でもなく、「竜はこの獣に、自分の力と位と大きな権威とを与えた。」というのが、この言葉の成就であると思われる。
我々は、理解しなければならないのは、書かれている事は、どんなにあり得なく、理不尽であっても、実現する、という事。
聖書に預言された事なので、まさかと思うが、そう言う国は、終末に出て来る。
だから、書かれた事は、みな実現する。
しかし、今日の所だけ見ると、アメリカにやられっぱなしで気分が悪くなるが、聖書には、「獣も偽預言者も、火の池に投げ込まれた」と書いてあるし、艱難時代の3年半、「女」は神によって養われたと書いてあるので、聖書に書いてある通りに、艱難時代が来るが、聖書に書かれた通りに、女は「荒野に飛ぶために、大わしの翼が与えられた」とか、1260日の間養われた。
こういう言葉も事実なので、どちらも、神の約束。
なので、信仰を持ち、神を恐れて行きたい。
主の御心は、何が何でもクリスチャンを艱難に遭わすという事ではなくて、その中で、真に主につく人々を守って行くという事に、大いに御心がある。
その為に、色んな終末の大事な事柄が、御国の奥義として、喩えや謎の中に語られている。
そしてそれが、我々に示されているという事は、啓示が解けたり、封印が開かれているという事は、まさに主が、我々に対して、助けとか、約束を与えて下さるという事を理解する。
こういった事柄も見て行きたい。
レムナントキリスト教会
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