ヨハネの黙示録13章4~7         2016.4.24

 

 

 

13:4そして、竜を拝んだ。獣に権威を与えたのが竜だからである。また彼らは獣をも拝んで、「だれがこの獣に比べられよう。だれがこれと戦うことができよう。」と言った。

 

 

 

「竜を拝んだ」という事。  恐竜。古代においては実在した。

 

人間と恐竜は、共存していたという証拠が色々残っている。

 

 

 

12:9こうして、この巨大な竜、すなわち、悪魔とか、サタンとか呼ばれて、全世界を惑わす、あの古い蛇は投げ落とされた。彼は地上に投げ落とされ、彼の使いどもも彼とともに投げ落とされた。

 

 

 

竜は、「恐竜」にとどまらない。 これは、悪魔、サタン。

 

竜は、悪魔であり、サタン。

 

全地、すなわち全世界は、悪魔、サタンを拝んだという事は、悪魔礼拝が、全世界に及ぶと言うように理解出来る。

 

黙示録は、我々の、今の常識、望みと大分違う事を語る。

 

人間が望む未来というのは、やはり、悪い事は起きてほしくない。

 

しかし、御言葉に書かれている事が正しい。

 

しかも終末は、特別な時代であり、良くも悪くも、永遠のいのちを持っている筈のクリスチャンであっても、永遠のいのちを失ったり、命の書から名前を消されてしまうという、油断も隙も無い時代なので、御言葉に従うのが正しい。

 

あらゆる聖書のみ言葉は終末を目指している。

 

所々に、我々が学んだ事の中では、終末に関して色んな教えとか警告が謎や喩えとして含まれている。                 

 

何故そうなのか。 やはり週末は、間違えてしまう人とか、失敗して永遠のいのちを失う人が

 

出て来る。  なので、主の憐れみによって、黙示録は確かに、封印によって封じられている書であるが、憐れみによって、開いていただいた方が良い。

 

ここにおいても、色んな御言葉が封じられているが、この、「竜を拝む」という御言葉に関しても、封印が解かれず、聞く耳を持たず、見るには見るが見えていないなどではなく、見て、ちゃんと見る、その様に、主の憐れみで成していくのが正しい。

 

さらっと「竜を拝む」という御言葉があるが、これは、悪魔礼拝が全世界に及ぶという事。

 

その様な事を語っている様に思える。

 

イエス・キリストの荒野での誘惑において、

 

悪魔がイエス様に、世界の国々を全て見せた時、「もし私を拝むならこの国の一切の権力と栄光とを、あなたに差し上げましょう。」と、本音を言っている。

 

サタンは、自分が「拝まれる」という事にこだわっている。

 

だから、終末の日というのは、残念ながら、明らかにサタンや悪霊の望みが色々成就する。

 

人間にとっては災いだが、サタンは、予てからの望みであった、神の位置に自分を置き、全世界の人々に、自分を拝んで欲しいという願いを達成する。

 

13章の初めの、「獣の像を拝まない者をみな殺させた」とあるが、これがまさにそう。

 

イエス・キリストが、神の像(形であるのと)同じ意味合いで、獣の像はサタンの形。

 

なので終末の日というのは、サタン礼拝が、世界的に成就する日。

 

そんな日は望ましくないし、想像したくもないが、どうも、世界の歴史の中でも、その様な事が起きている。フランス革命、これはキリスト教の抹殺。

 

フランス革命においてギロチンが用いられた。

 

殺された人は、キリスト教の祭司が多い。

 

「神、キリストを否定すれば、命は助けてやる」という。逆に否定しない者は、命を奪うという、恐ろしい時だった。

 

一時的に、フランスの中で、キリスト教のあらゆる物が破壊された事があった。

 

そして、理性の神とか徳の神を拝んだ。 これは、ルシファー崇拝、即ちサタン礼拝であると

 

理解されている。

 

サタンは、隙を見れば、人々に自分を拝ませるという事をやる。

 

 

 

ダニエル書

 

11:36この王は、思いのままにふるまい、すべての神よりも自分を高め、大いなるものとし、神の神に向かってあきれ果てるようなことを語り、憤りが終わるまで栄える。定められていることが、なされるからである。

 

 

 

なので、この王は終末、世の終わりの、獣の国だと思うが、「全ての神より自分を高め」と書いてあるので、キリスト教、イスラム教、仏教の神よりも、その上に自分を置く。まさにこれは、ルシファー、サタンの願い。

 

要するにサタン礼拝。

 

 

 

11:37彼は、先祖の神々を心にかけず、女たちの慕うものも、どんな神々も心にかけない。すべてにまさって自分を大きいものとするからだ。

 

 

 

「先祖の神々」とは、昔からある宗教。

 

仏教、イスラム教、キリスト教もしかり。

 

「先祖の神々を心にかけず」とは、「今までの宗教はみんなダメだ」と言っている。

 

しかし、宗教を強調して、「すべてにまさって自分を大きいものとするからだ。」というように、他の神は否定し、サタンは強調するという事。

 

 

 

11:38その代わりに、彼はとりでの神をあがめ、金、銀、宝石、宝物で、彼の先祖たちの知らなかった神をあがめる。

 

 

 

「彼の先祖たちの知らなかった神をあがめる。」

 

要は、昔からの宗教ではないという事。

 

今はまだ出て来ていないので、どんな形の宗教かは分からない。

 

しかし、これは明らかに竜(サタンであり悪魔)を拝む。サタン礼拝が起きて来る。

 

その意味合いで、世の終わりの宗教というのは、キリスト教はある意味すたれていく。

 

しかしサタン崇拝は強調されて行く。

 

なぜそういう時が来るかというと、この世の人が、神を知ろうとしたがらないので、半強制的にサタンを礼拝させられる。   その中でも、正しいクリスチャンは、とどまるが、全世界的には、サタン礼拝が行われる。

 

黙示録12章は、太陽を着る女、すなわち天的な教会に関しての事。

 

12章の終わり(KJVでは13章のはじめ)出は砂の事が書かれている。

 

「砂の上に立った」

 

群衆の歩みをしているクリスチャンに起きる事が、13章に書いてある。

 

全てのクリスチャンがサタン礼拝をするかというと、そうではない。

 

この世の人達、また砂の歩みをし、地につく歩みをしているクリスチャンたちは、その様になるだろうが。            

 

サタン礼拝は、実際にやってきそう。

 

すべてを分かっているわけではないが、御言葉で見ると、望んでいるわけではないが、そう見える。

 

 

 

『また彼らは獣をも拝んで、「だれがこの獣に比べられよう。だれがこれと戦うことができよう。」と言った。』

 

「獣」は、終末の獣の国について言っており、反キリストの事を言っているのではない。

 

国の事を言っている。  個人の事を言っているのではない。

 

間違えている人は多い。

 

10本の角と、7つの頭のある獣の事を言っている。

 

「だれがこれと戦うことができよう。」と言っているのが1つのポイント。

 

「戦う」とは、軍事力の事。

 

「戦う事が出来よう」とは、戦う事が出来ないという事。

 

と、いう事は、圧倒的な軍事大国であるという事。

 

獣の国を見極める1つのポイントとは、明らかに聖書は、軍事力の事を言っている。

 

ダニエル書の中で、新改訳では、「一本の小さい角」と書いてあるが、70人訳(ギリシャ語)では、「一本の強い角」と書いてある。

 

獣に関してダニエル書の中で強調されている事は、他の国を噛み砕いたり、壊したり、残りを足で踏みつける」という、横暴な軍事力の事を語っている。

 

そういう意味合いで言うなら、「終末の獣の国はどこだ」と色んな人が言うが、軍事力で見て行くのが正しいと思う。

 

アメリカこそ軍事力No.1の国。

 

全世界の軍事費の40%をアメリカ一国で占めている。

 

日本、中国、ロシアは、比べ物にならない。  圧倒的。

 

だから、「だれがこれと戦うことができよう。」という国は、今の事を言うなら、アメリカ以上に「獣の国」にピッタリな国は無い。これは、押しつけや類推ではなく、はっきりした数字が出てくる。

 

 

 

黙示録

 

13:5この獣は、傲慢なことを言い、けがしごとを言う口を与えられ、四十二か月間活動する権威を与えられた。

 

 

 

1つは、「けがしごと」←冒涜という意味がある。

 

だから、神を冒涜するという事。   

 

これからアメリカは、たった一国で全世界を支配するようになる。

 

それはしきりに言われている。

 

NWO(新世界秩序)。 秩序とかオーダーというのは、序列。

 

アメリカがトップになり、それ以外の国はみな家来という序列。

 

NWO(新世界秩序)・・・序列。

 

アメリカこそサタンの意志を行なう国。  その下でサタンが全世界を支配する、最悪の事態が来る。そして、42か月間活動する。これは3年半。

 

聖書に書いてあるので否定不可能。  1260日とか、3年半とか、ひと時ふた時と半時など、あらゆる形で書いてある。

 

一週の半分の半週とまで書いてある。

 

なので、3年半は間違いなし。

 

しかし、未来永劫サタンが支配するわけではない。

 

はっきりといえる事はサタンの滅びは定まっている。

 

 

 

13:6そこで、彼はその口を開いて、神に対するけがしごとを言い始めた。すなわち、神の御名と、その幕屋、すなわち、天に住む者たちをののしった。

 

 

 

「神に対するけがしごとを言い始めた」

 

これからアメリカ主導で、あらゆる政治的な事、また神に関する事、キリストに関する事に関して、あらゆる非難、冒涜、反対が行なわれて来る。

 

そして、理解に間違いが無ければ、一部、すでにこの事が始まっている。

 

アメリカに冒涜が来ている。

 

同性愛に反対した人は、逮捕されるとか。

 

オバマ大統領は、「同性婚は合法だ」と言っている。

 

まさに神の言葉に対する挑戦、けがしごと。

 

ソドム、ゴモラは同性愛によって、火によって滅ぼされた。

 

この事は、すでにアメリカで起きつつある。

 

今アメリカで起きているトレンドというのは、どう見ても、今のクリスチャンの迫害だとか、

 

同性愛推進だとか、あらゆる神への冒涜的な働きは、決して一時的なものではない。

 

42か月の艱難時代まで、そのまま行くように感じる。

 

今はまだ、その芽が出ている感じだけれど、冒涜は次第にエスカレートしていく。

 

「神の御名をののしる」

 

キリストの御名も大いに罵られるという事も覚えておくべき。

 

その日を主は語られた。

 

 

 

マタイ

 

10:22また、わたしの名のために、あなたがたはすべての人々に憎まれます。しかし、最後まで耐え忍ぶ者は救われます。

 

 

 

これは、明らかに艱難時代。

 

「最後まで耐え忍ぶ者は救われます。」

 

 

 

黙示録

 

13:6そこで、彼はその口を開いて、神に対するけがしごとを言い始めた。すなわち、神の御名と、その幕屋、すなわち、天に住む者たちをののしった。

 

 

 

「神の御名をののしった」とある。

 

これは、キリストの名。

 

「あれはインチキだ。キリストは復活していない。あんなものを信じるのはとんでもない異端」だとか、ののしる。

 

しかし、「最後まで耐え忍ぶ者は救われます。」と書いてあるように、我々は、キリストの名にとどまっている時にやはり、艱難は来るというのは事実。

 

罵られるのは、神の御名だけではなく、「その幕屋、すなわち、天に住む者たちをののしった。」

 

「天に住む者たち」とは太陽を着る女。

 

これは、天的な教会、クリスチャンが罵られるという事。

 

「幕屋」という言葉も、意味合いがある。

 

これは、「仮庵」の事を言っている。

 

そのような時が来る。

 

 

 

13:7彼はまた聖徒たちに戦いをいどんで打ち勝つことが許され、また、あらゆる部族、民族、国語、国民を支配する権威を与えられた。

 

 

 

なので、我々クリスチャンにとっては、不本意ではあるが、獣も竜も、クリスチャンに打ち勝つ時が来る。 これは覚えておく。

 

これは、教会の罪のため。

 

バビロン捕囚当時の預言者は、「神の民が負けるはずがない」と言っていた。

 

なぜそのような事が起きたかというと、神様は、名目で動く方ではないという事。

 

「クリスチャンだから、負ける筈がない」のではなく、実際の神の民の歩み、罪にある歩みとか、他の偶像を拝んでいるとか、そういった人たちの実際の歩みに報いて、行ないが来る。

 

ダビデ、ソロモンの時のように、名目と、実際の歩みも正しく神に仕えていた時は、バビロンなどに捕囚されていない。 逆に他の国々に打ち勝って行った。

 

これは、国においてもそうだし、個々のクリスチャンにおいてもそうだし、終末の時代の教会においてもそう。

 

これは、聖書の中を流れている大きな原則。

 

神は、名目とか、肩書とか、そういったもので動いたり、その手をとどめる事も無い。

 

義理も無い。結構厳しいお方。

 

この事を見たい。

 

 

 

13:7彼はまた聖徒たちに戦いをいどんで打ち勝つことが許され、また、あらゆる部族、民族、国語、国民を支配する権威を与えられた。

 

 

 

「彼」とは獣の事。

 

世の終わりに、何故、全世界のクリスチャンが艱難に遭うのか。

 

全世界になぜ試練の時が来るのか。

 

それは、獣の国アメリカが、全世界を支配するという事。  これが大前提。

 

聖書はその事を言っている。

 

なぜ終末の獣の国アメリカが4番目に書いてあるかというと、1番目、2番目、3番目は、みな世界を支配した、世界帝国であるから。

 

バビロンも当時の全世界を統治した。

 

メディヤペルシャもギリシャも、物凄く広い世界帝国を作った。

 

アメリカに関しては、今のアメリカだけを見ていてはならない。

 

今のアメリカも確かに傲慢だし、軍事力を持っているけれど、まだ全世界を支配してはいない。能力はあるが、まだ本気を出してはいない。

 

今のアメリカは準備段階。  誰もそれに気付かない・・・

 

しかし、これからアメリカは、空前絶後の、人類の歴史始まって以来の、世界帝国になる。

 

そして全世界を支配する。

 

我々も、そういう国を経験したことが無いから分からない。

 

聖書に書いてある事は、明らかにこれは4番目の国だが、1番目、2番目、3番目は、どの国も全世界を支配した国なので、4番目は圧倒的であり、全世界を支配するという事を見ないと、

 

艱難時代は理解できない。

 

「また、あらゆる部族、民族、国語、国民を支配する」

 

全世界各国の国民を支配するという事。

 

しかし、聖書を本気にしない人は、これを理解しない。

 

だがアメリカは、世界帝国になる。

 

その後に艱難時代が来るが、このポイントは見て行かなければならない。

 

 

 

ダニエル書

 

8:9そのうちの一本の角から、また一本の小さな角(強い角・・・70人訳)が芽を出して、南と、東と、麗しい国とに向かって、非常に大きくなっていった。

 

8:10それは大きくなって、天の軍勢に達し、星の軍勢のうちの幾つかを地に落として、これを踏みにじり、

 

 

 

「角」は喩えであって、軍事力をさす。

 

国の角は、その国の軍事力。

 

これは終末の獣の国だが、

 

10節の「それ」は獣の国。 「それは大きくなって、天の軍勢に達し、星の軍勢のうちの幾つかを地に落として、これを踏みにじり、天の軍勢とは、アブラハムの子孫であるクリスチャンの事を言っている。

 

神様はアブラハムの子孫に関し、「天の星、地の砂のようになる」と言われた。

 

神様が言われる通り、天の軍勢。  つまり天的なクリスチャン、軍勢はイスラエル、神の兵士という意味だから、他でもないキリスト教、クリスチャンの事。

 

「軍勢に達し」と書いてあるように、アメリカ、すなわち終末の獣の国が成そうとしているのは、教会にちょっかいを出すという事。

 

色々教会にちょっかいを出し、クリスチャンを永遠のいのちに入れないように、色々惑わして来る。  教会の中に入り込む。

 

だからアメリカのキリスト教会という事に関しては要注意。

 

獣の影響の下にあるから。

 

艱難前携挙説を初めとして、あらゆるアメリカキリスト教の教理、霊に関して、気を付けなければならない。 鵜呑みにしていくと、滅びに入って行く。

 

「天の軍勢に達し」これはアメリカの事。

 

だから、アメリカという終末の国は非常に狡猾でサタン的。

 

この世の人に対しても色々災いをもたらすが、教会、神学校にちょっかいを出し、教えにちょっかいを出し、霊的にも、トロント、ペンサコーラの様に、別の霊を入れて、教理といい、霊といい、滅びに入るように持って来る。そこがまさに問題点。

 

 

 

8:10それは大きくなって、天の軍勢に達し、星の軍勢のうちの幾つかを地に落として、これを踏みにじり、

 

 

 

アメリカの働きの成果。

 

星の軍勢のいくつかを地に落とし、(星は、天にあってなんぼ) 地に落ちてしまったら、踏みにじられたり、ろくなものではない。

 

アメリカのキリスト教会、またはサタンがアメリカのキリスト教会に対して起こしている事に関しては、良く理解しなければならない。

 

まさにここに書いてある通り。   地に落とす。  この世のものにして行くという意味。

 

アメリカのキリスト教会は、まさにそうなっている。

 

「艱難前に上げられるから大丈夫」だとか、「どんなに罪を犯しても大丈夫」だとか、「裁きは来ない」だとか、本来、天にあったクリスチャンの歩みが、地的なものになって行く歩みになって行く。

 

獣の国を通してそれが成されるというように、まさに今アメリカになされている事。

 

だから、多くのクリスチャンは、アメリカの政治的な事しか見ていない。

 

問題は、キリスト教会に対しての影響。

 

キリスト教会の最も深い所に影響を与えて、クリスチャンを地に落とすという、こういうところに、大きな問題がある。

 

 

 

8:11軍勢の長にまでのし上がった。それによって、常供のささげ物は取り上げられ、その聖所の基はくつがえされる。

 

 

 

「軍勢の長にまでのし上がった」と書いてある。 これはさらに大きな問題。

 

新約の教会は、新約のイスラエルであり、イスラエルとは「神の兵士」という意味で、軍勢。軍勢の長、教会の長、トップは1人しかいない。

 

イエス・キリスト以外あり得ない。

 

ところが恐ろしい事に、アメリカ主導で起きて来る、あらゆる偽りの最後の到達点というのは、教会の長であり神であられるキリストを、座をひっくり返して、反キリスト(アメリカから出ると思う)が、その座を奪うという事。

 

とんでもない冒涜であるが、ここに書いてあるので、アメリカを通してこの事が成されて行く。

 

「軍勢の長にまでのし上がる」とは、キリスト教会のトップになり、教会の神になるという事。

 

これが、他の所に書いてある預言の成就。

 

「それによって、常供のささげ物は取り上げられ、その聖所の基はくつがえされる。」

 

常供のささげ物というのは、旧約聖書で言うなら、常供、いつも捧げられるのは、穀物の捧げもの、今で言うならメッセージ。 または油(聖霊)を捧げる。

 

だから教会の中から、正しいメッセージが消えるという事。

 

「キリストは神」という教えも、聖霊の油も消えるという事。

 

「常供のささげ物は取り上げられ」とは、まさにその事を言っている。

 

教会から、正しい御言葉のメッセージが消えて行く、これが常供のささげ物が取り除かれる事であり、教会から、聖霊が去って、悪霊の働きが大いに用いられる。

 

これが、常供のささげ物は取り除かれるという事。

 

そして、「聖所の基はくつがえされる」というのは、宮が崩壊するという事。

 

主は言われた。 「この宮を見ているのか、ここでは、土台の石も崩されて、一つの石も他の石の上に残らないという日が来る。」

 

これはまさに土台石から覆される。聖霊の基から覆される。 そしてこれは、他でもない宮の土台は、エペソ書に書いてある通り、使徒、預言者、そして、隅のかしら石であるイエス・キリスト。だから、キリストの教えも福音書も、ひっくり返されて、また、使徒パウロの書簡もひっくり返され、「これは偽り」だとか、旧約の預言者の教えも、教会からひっくり返される日が来るという。 この様な日が、まさに預言されている。そして、ダニエル書に預言されており、黙示録の中でも預言されている。

 

だから、これらの事は、必ず来ると思った方が正しい。

 

主も、福音書で言われている。

 

「一つの石も他の石の上に残らないという日が来る。」

 

だから、あらゆる聖書の箇所は、この日を予言している。

 

そして、主の言われた、「荒らす憎むべき者が、聖なるところに立つのを見たなら」

 

聖なる所と言うのは、イエス・キリストが立つ場所。そこに反キリストが立ってしまう。

 

だから、教会がひっくり返されるという事。

 

 

 

8:12軍勢は渡され、常供のささげ物に代えてそむきの罪がささげられた。その角は真理を地に投げ捨て、ほしいままにふるまって、それを成し遂げた。

 

 

 

「軍勢が渡され」という事は、やはりキリスト教会は、獣の国の支配の下に入るという事。

 

だから、アメリカはまさにそうなる。

 

501C3教会法の下に入れば、税金を取られずに済むと言っているが、これが滅びの一歩。

 

教会が渡される一歩であると、理解出来る。

 

いずれ、どの教会も、アメリカの許可が無ければ、牧師も任命されなくなる。

 

任命権も、必ず政府の下に入る。

 

「どのような教えを語るか」という基準で。

 

「軍勢が渡される」とは、そういう事。

 

アメリカの支配の下に教会が、定められた事しか教えられなくなる。

 

「今日は、イエス・キリストによる救いのメッセージをします」と言ったら、「ダメだ」と言われる。逆に、「反キリストによる救いのメッセージを語れ。それならよい」だとか。

 

メッセージも「渡され」てしまう。

 

そして、「常供のささげ物に代えてそむきの罪がささげられた」とは、今までは、神の前に香ばしい穀物の捧げもの、素晴らしいメッセージが捧げられていた。聖霊の素晴らしい働き、聖霊の油が、礼拝を通して捧げられていたけど、しかし、背きの罪・・・「反キリストは素晴らしい」とか、そういうメッセージが捧げられていくという事。

 

これは、教会で捧げられる。  悪魔礼拝の集会所で捧げられる分には、そんなにビックリしないが、キリスト教会において捧げられてしまう。

 

なぜこれが、ダニエル書に書いてあるかというと、我々が教会で、警告を受けるために書いてある。教会で読まれるためにダニエル書に書いてあるのであって、教会と無関係だったら書いてない。

 

背きの罪が捧げられるとは、教会でまさに起きる事。

 

「その角は真理を地に投げ捨て、ほしいままにふるまって、それを成し遂げた。」

 

真理は地に投げ捨てられる。

 

だから、この世についた教会では、あらゆる真理が語られなくなる。

 

黙示録12章の天的な教会とか、太陽を着ている女とか、荒野で養われる1260日の地下教会には、関係しないが、この世についた教会に関しては、真理は地に投げ捨てられる。

 

「救いはイエス・キリスト以外無い」という教えは、真っ先に投げ捨てられる。

 

教会に行っても、真実は聞けなくなる。

 

今はここまで行っていないが、今のアメリカのキリスト教会に起きている事は、その兆候。

 

悪意が見えている。

 

アメリカのキリスト教会に来ているあらゆるおかしな教えというのは、前兆。

 

もっと、とんでもない教えを持ち込みたいが、今は我慢しているという感じ。

 

今、アメリカのこのような状況に気づかないなら、どうして後の日に気づけるだろうか。

 

 

 

黙示録

 

13:7彼はまた聖徒たちに戦いをいどんで打ち勝つことが許され、また、あらゆる部族、民族、国語、国民を支配する権威を与えられた。

 

 

 

「彼はまた聖徒たちに戦いをいどんで打ち勝つことが許され、」と書いてあるように、ダニエル書で見たように、これは、文字通り本当の事。

 

残念ながら、教会が圧倒的に負けてしまう。

 

また、あらゆる国も支配されてしまう。

 

サタンによるとんでもない支配の時が来る。

 

しかし、何故教会が負けるのかは、よくよく知らなければならない。

 

これは教会の罪による。

 

問題は、教会の不従順であり、クリスチャンの罪。

 

もし我々が正しく、世の終わりまで従っているなら、獣の国なんか目じゃない。

 

しかし、旧約聖書を見たら分かるように、ダビデ王朝の輝かしい栄光の歴史の国も、最後は罪のゆえに、バビロン捕囚されたように、教会もサタンの捕囚になってしまう。

 

それは罪の故。

 

ここを正しく知らなければならない。