ヨブ記15章 2012.9.23
15:1 テマン人エリファズが答えて言った。
15:2 知恵のある者はむなしい知識をもって答えるだろうか。東風によってその腹を満たすだろうか。
15:3 彼は無益なことばを使って論じ、役に立たない論法で論じるだろうか。
15:4 ところが、あなたは信仰を捨て、神に祈ることをやめている。
15:5 それは、あなたの罪があなたの口に教え、あなたが悪賢い人の舌を選び取るからだ。
15:6 あなたの口があなたを罪に定める。私ではない。あなたのくちびるがあなたに不利な証言をする。
ヨブ記で書かれていることは艱難時代に起きるクリスチャン同士の論争について
艱難時代に周囲のクリスチャンが正しく歩む人の助けにならない、必ずしも頼りにならない、多くのクリスチャンのポイントがズレている
ヨブが正しかったのに、それを見抜いた友はいない
背教のクリスチャンや教会に何も期待してはダメ、鼻で息をする人ではなく御言葉に頼っていきたい
参照 イザヤ2:22
2:22 鼻で息をする人間をたよりにするな。そんな者に、何の値うちがあろうか。
正しいクリスチャンと背教に至ったクリスチャンの言い争い
Ex:兄弟が兄弟を訴えることに通じる
参照
10:21 兄弟は兄弟を死に渡し、父は子を死に渡し、子どもたちは両親に立ち逆らって、彼らを死なせます。
教会の中で論争が増えてくる
6節:友人たちが非難していることを全部受け取ってはダメ
友人は、このように言っているけれど間違えている
艱難時代に非難されても、その気になってはいけない
謙虚に受け止めたとしても全部受け取ってはダメ
ヨブはいろいろと言っているけれど裁判で悪い証言をする
世の終わり、裁判に訴えられたりするのは避けられない
これから覚悟しなければならないのは正しい事柄が訴えられる口実になる
Ex:アメリカの14歳の少年は学校で同性愛のことを聖書に基づいて正しくないと言ったら停学処分を受けることになった→同性愛を非難したことが不利な証言になってしまった
この世の人にとっては動かぬ証拠、しかし、神の前にはそうではない→世の中がおかしい
動かないのは神の言葉なので御言葉に堅く立つ
異常な状態になっている、しかし、永遠に続くわけではない
獣の活動は3年半という限られた期間
獣の支配は一時的、この世がさばかれるときがくる、そして悪いことに加担した人も共にさばかれ、太陽と地球が滅びるときに共に滅んでいく
参照 Ⅱペテロ3:6,7
3:6 当時の世界は、その水により、洪水におおわれて滅びました。
3:7 しかし、今の天と地は、同じみことばによって、火に焼かれるためにとっておかれ、不敬虔な者どものさばきと滅びとの日まで、保たれているのです。
ゆえに一時的な事柄だけで物事を見ないこと
イエス様も裁判に勝とうとしなかった
得るべき永遠のいのちを得ることにポイントがある
15:7 あなたは最初に生まれた人か。あなたは丘より先に生み出されたのか。
15:8 あなたは神の会議にあずかり、あなたは知恵をひとり占めにしているのか。
15:9 あなたが知っていることを、私たちは知らないのだろうか。あなたが悟るものは、私たちのうちに、ないのだろうか。
15:10 私たちの中には白髪の者も、老いた者もいる。あなたの父よりもはるかに年上なのだ。
15:11 神の慰めと、あなたに優しく話しかけられたことばとは、あなたにとっては取るに足りないものだろうか。
15:12 なぜ、あなたは理性を失ったのか。なぜ、あなたの目はぎらつくのか。
15:13 あなたが神に向かっていらだち、口からあのようなことばを吐くとは。
15:14 人がどうして、きよくありえようか。女から生まれた者が、どうして、正しくありえようか。
15:15 見よ。神はご自身の聖なる者たちをも信頼しない。天も神の目にはきよくない。
15:16 まして忌みきらうべき汚れた者、不正を水のように飲む人間は、なおさらだ。
ヨブはいろいろと言い返しているけれどヨブだけが分かっていないということを言っている
この世の非難も艱難時代に来る
論争につぐ論争、そして、どちらかが正しく一方が間違えている
数だけを見るとヨブは負けている
ゆえに、艱難時代も正しいクリスチャンに味方する人もほとんどいない
しかし、神の前に真に悟りがあり、知恵がある人にポイントがある
人からは認められなくても神の前に正しいことが大事
主に正しく従うなら正しい知恵や啓示や方向が与えられる
Ex:世界中のキリスト教会がアメリカを起点に背教に入っていく
大事なのは神の知恵と啓示
15:17 私はあなたに告げよう。私に聞け。私の見たところを述べよう。
15:18 それは知恵のある者たちが告げたもの、彼らの先祖が隠さなかったものだ。
15:19 彼らにだけ、この地は与えられ、他国人はその中を通り過ぎなかった。
15:20 悪者はその一生の間、もだえ苦しむ。横暴な者にも、ある年数がたくわえられている。
15:21 その耳には恐ろしい音が聞こえ、平和なときにも荒らす者が彼を襲う。
15:22 彼はやみから帰って来ることを信ぜず、彼は剣につけねらわれている。
これらのことに関して、ヨブのことを当てつけで言っている
ヨブがこんな苦しみに会っているのは正しくないから、悪いからだと言っている
そんな風にヨブは外見的には見えてしまう
艱難時代、正しいクリスチャンがこういう風な目で見られる
剣:教理、神のことば
これから正しい人が教理的に非難される
聖書的にあらゆる方法で聖書に基づいて非難する人が出てくる(Ex:同性愛の非難のこと)
このことは真理を地に投げ捨てることに通じる
時と法則(原語:律法)を変えるという言葉がある→神の言葉、教理を投げ捨てる
参照 ダニエル書
7:25 彼は、いと高き方に逆らうことばを吐き、いと高き方の聖徒たちを滅ぼし尽くそうとする。彼は時と法則を変えようとし、聖徒たちは、ひと時とふた時と半時の間、彼の手にゆだねられる。
剣の論争は正しい人々に対して避けられない
正しく言えるときは言っていきたい、そして、このような時代だから益々言っていきたい
攻撃があっても引いてはいけない
15:23 彼は食物を求めて、「どこだ。」と言いながら、さまよい、やみの日がすぐそこに用意されているのを知っている。
公の教会ではなく、地下教会で食物を求めるのが正しい
15:24 苦難と苦悩とが彼をおびえさせ、戦いの備えをした王のように彼に打ち勝つ。
15:25 それは彼が神に手向かい、全能者に対して高慢にふるまい、
15:26 厚い盾の取っ手を取っておこがましくも神に向かって馳せかかるからだ。
公の教会に従わないのが神に従わないという論理で騙されてはダメ
15:27 また、彼は顔をあぶらでおおい、腰の回りは脂肪でふくれさせ、
脂肪、油でふくれさせ:聖霊に導かれること
15:28 荒らされた町、人の住まない家に、石くれの山となる所に、住んだからだ。
人の住まない家:地下教会
石くれ:弟子の歩み
地下教会は弟子ばかりが集まっている、弟子が集まるところ
人の見る目と神の見る目は違う
ゆえに人から非難を受ける人が正しかったりする
Ex:イエス様、パウロ
また、仮庵の祭りと追いかけられることは関連している
だから益々このことを語っていかなければならない
世の終わり善悪が逆転する、しかしそのようなときに八方美人はダメ、人のことは期待しない
15:29 彼は富むこともなく、その財産も長くもたず、その影を地上に投げかけない。
この世では富まない
15:30 彼はやみからのがれることができず、炎がその若枝を枯らし、神の御口の息によって彼は追い払われる。
15:31 迷わされて、むなしいことに信頼するな。その報いはむなしい。
15:32 彼の時が来ないうちに、それは成し遂げられ、その葉は茂らない。
15:33 彼は、ぶどうの木のように、その未熟の実は振り落とされ、オリーブの木のように、その花は落とされる。
15:34 実に、神を敬わない者の仲間には実りがない。わいろを使う者の天幕は火で焼き尽くされる。
15:35 彼らは害毒をはらみ、悪意を生み、その腹は欺きの備えをしている。
これらは全部、ヨブの悪口
だから私たちも言われる、しかし気にしてはダメ、一喜一憂しない
最後まで耐え忍ぶことにポイントがある
参照 マタイ10:22
10:22 また、わたしの名のために、あなたがたはすべての人々に憎まれます。しかし、最後まで耐え忍ぶ者は救われます。
レムナントキリスト教会
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