ローマ人への手紙1

 

1:1 神の福音のために選び分けられ、使徒として召されたキリスト・イエスのしもべパウロ、

使徒:特別な人 使徒の土台の上に、教会は建てられている

使徒として召される 英語:call 呼ばれる

神が本当に召されたのかがポイント

召しを正しく理解していく

神がパウロを召した

教会は、神の召しかどうか? 本当に召したら、必要なものは与えられる

しかし、きちんと歩むこと!

 

1:2この福音は、神がその預言者たちを通して、聖書において前から約束されたもので、

1:3 御子に関することです。御子は、肉によればダビデの子孫として生まれ、

イエス・キリストは神の御子 何の子供なのかが、ポイント

親である、神が分かっていることがポイント

御子を通して、神が分かる

神は目に見えなくても、キリストを通して、理解できる

 

1:4 聖い御霊によれば、死者の中からの復活により、大能によって公に神の御子として示された方、私たちの主イエス・キリストです。

キリストは復活を通して、神の子と証明された(公に求められた)

参照 ピリピ3:10-15

パウロも復活に達したいと言っている

私たちも、死者からの復活に達するように、召されている→クリスチャン生活で復活の力を体験していく

クリスチャンになっても、弱い部分を引きずっている→主が助けてくださる

主に頼り、聖霊に導かれていく

パウロは必死にもがいている

ひたすら前に向けて走っていく

 

1:5 このキリストによって、私たちは恵みと使徒の務めを受けました。それは、御名のためにあらゆる国の人々の中に信仰の従順をもたらすためなのです。

1:6 あなたがたも、それらの人々の中にあって、イエス・キリストによって召された人々です。――このパウロから、

1:7 ローマにいるすべての、神に愛されている人々、召された聖徒たちへ。私たちの父なる神と主イエス・キリストから恵みと平安があなたがたの上にありますように。

1:8 まず第一に、あなたがたすべてのために、私はイエス・キリストによって私の神に感謝します。それは、あなたがたの信仰が全世界に言い伝えられているからです。

1:9 私が御子の福音を宣べ伝えつつ霊をもって仕えている神があかししてくださることですが、私はあなたがたのことを思わぬ時はなく、

1:10 いつも祈りのたびごとに、神のみこころによって、何とかして、今度はついに道が開かれて、あなたがたのところに行けるようにと願っています。

祈って、福音を伝えている

 

1:11 私があなたがたに会いたいと切に望むのは、御霊の賜物をいくらかでもあなたがたに分けて、あなたがたを強くしたいからです。

1:12 というよりも、あなたがたの間にいて、あなたがたと私との互いの信仰によって、ともに励ましを受けたいのです。

御霊の賜物がある 賜物は按手を通して、伝わる 霊が引き継がれる Ex:エリヤ、エリシャ

人から人を通して、霊の賜物は受け継がれる

聖霊も悪霊も按手を通して下る 御霊の賜物:人を通して分け与えられる

 

1:13 兄弟たち。ぜひ知っておいていただきたい。私はあなたがたの中でも、ほかの国の人々の中で得たと同じように、いくらかの実を得ようと思って、何度もあなたがたのところに行こうとしたのですが、今なお妨げられているのです。

1:14 私は、ギリシヤ人にも未開人にも、知識のある人にも知識のない人にも、返さなければならない負債を負っています。

1:15 ですから、私としては、ローマにいるあなたがたにも、ぜひ福音を伝えたいのです。

福音を何とかして伝えたい 伝えないと、負債(借金)を負っているよう

パウロを見習う

福音に関して、私たちも負債を負っている

霊的に借金を負っている

わずかでも、サボらずに、返済していく→恵みになっていく

 

1:16 私は福音を恥とは思いません。福音は、ユダヤ人をはじめギリシヤ人にも、信じるすべての人にとって、救いを得させる神の力です。

福音を恥としない!福音を恥とするクリスチャンがいる、そうなりやすい

出来る範囲で福音を宣べ伝える

恥としないような歩み方をする

福音を信じると救いを得させる神の力が働く、神の莫大な力を発揮する→他の人は馬鹿にする しかし恥とせずに語る

福音について 参照 Ⅰコリント15:1-4

①私たちの罪のためにキリストが死んでくださった

②葬られた

③三日目によみがえられた

 

1:17 なぜなら、福音のうちには神の義が啓示されていて、その義は、信仰に始まり信仰に進ませるからです。「義人は信仰によって生きる。」と書いてあるとおりです。

神の前の義は、信仰から始まる

信仰から信仰に進んでいく→神様が示してくださる

 

1:18 というのは、不義をもって真理をはばんでいる人々のあらゆる不敬虔と不正に対して、神の怒りが天から啓示されているからです。

1:19 なぜなら、神について知りうることは、彼らに明らかであるからです。それは神が明らかにされたのです。

神様が怒りを啓示する→示唆のある言葉

啓示=黙示(啓示録)

この箇所は、黙示録のことを端的に示した箇所

黙示録:神の怒りがベールで隠された書

不義をもって、真理を阻んでいる人に対して怒っている

神の民が変質してしまって、正義と不義に変えてしまっているから

Ex:艱難前携挙説 そういう視点で、聖書を見ていくと、黙示録が分かる

参照 黙示録6:8 義の御言葉を変えている人の裁きについて書かれている

(御言葉)についての災い Ex:惑わしの教え等

啓示はベールで包まれているので、はっきり分からない しかし、うっすら分かる

参照 黙示録8:6,7 真理を阻んでいる偽りの民に対する怒りの啓示

雹と火:悪い霊 おかしな霊によって、やられてしまった

Ex:キリスト教の本が、変な霊にやられてしまった

脳天気なクリスチャンに警告していく

神の怒りが天から啓示されている

Ex:戦争、地震、ききん等

神の怒りが爆発する寸前→要悔い改め

 

1:20 神の、目に見えない本性、すなわち神の永遠の力と神性は、世界の創造された時からこのかた、被造物によって知られ、はっきりと認められるのであって、彼らに弁解の余地はないのです。

神は確かに目見えない

しかし、被造物によって、ハッキリされている 進化論は、屁理屈→神を認めたくない

神を認めないことは、弁解の余地が無い→未信者に対して、正しく対応する

 

1:21 というのは、彼らは、神を知っていながら、その神を神としてあがめず、感謝もせず、かえってその思いはむなしくなり、その無知な心は暗くなったからです。

正しいことが見えなくなる

 

1:22 彼らは、自分では知者であると言いながら、愚かな者となり、

1:23 不滅の神の御栄えを、滅ぶべき人間や、鳥、獣、はうもののかたちに似た物と代えてしまいました。

神を否定する人は、どんなに知能指数が高くても、愚かになる

神を知らない人は、愚かになってしまう

 

1:24 それゆえ、神は、彼らをその心の欲望のままに汚れに引き渡され、そのために彼らは、互いにそのからだをはずかしめるようになりました。

神を知らない人は、体を辱めるようになる

 

1:25 それは、彼らが神の真理を偽りと取り代え、造り主の代わりに造られた物を拝み、これに仕えたからです。造り主こそ、とこしえにほめたたえられる方です。アーメン。

Ex:進化論

 

1:26 こういうわけで、神は彼らを恥ずべき情欲に引き渡されました。すなわち、女は自然の用を不自然なものに代え、

1:27 同じように、男も、女の自然な用を捨てて男どうしで情欲に燃え、男が男と恥ずべきことを行なうようになり、こうしてその誤りに対する当然の報いを自分の身に受けているのです。

ホモ・レズは、神を知らない人と関連している

神を否定すると、変な体の関係に入ってしまう

 

1:28 また、彼らが神を知ろうとしたがらないので、神は彼らを良くない思いに引き渡され、そのため彼らは、してはならないことをするようになりました。

1:29 彼らは、あらゆる不義と悪とむさぼりと悪意とに満ちた者、ねたみと殺意と争いと欺きと悪だくみとでいっぱいになった者、陰口を言う者、

1:30 そしる者、神を憎む者、人を人と思わぬ者、高ぶる者、大言壮語する者、悪事をたくらむ者、親に逆らう者、

1:31 わきまえのない者、約束を破る者、情け知らずの者、慈愛のない者です。

1:32 彼らは、そのようなことを行なえば、死罪に当たるという神の定めを知っていながら、それを行なっているだけでなく、それを行なう者に心から同意しているのです。

神を知ろうとしない人や知らない人の特徴:良心的な歩みが出来ない、悪い思いになっていく

神を否定している人は、良くないものに引き渡されてしまう

29-32節に具体的なことが書かれている

共産主義は、無神論→積極的に神を信じていると、迫害に遭う

神を無視して、人間のユートピアを作ろうとすると、29-32節のような結末になってしまう