箴言4章 2016.3.13
4:1 子どもらよ。父の訓戒に聞き従い、悟りを得るように心がけよ。
訓戒(KJV訳):指示
父なる神は、「こうしたほうが良い」という風に指示を出す。そういう時は神さまの声を無駄にすることなく、聞き従っていきたい。
4:2 私は良い教訓をあなたがたに授けるからだ。私のおしえを捨ててはならない。
教訓(KJV訳):良い教理
天の父は、良い教理を授けてくださる。
父なる神から、良い教理が来る。それに従っていくときに「永遠の命」に至る。
そして、レムナントキリスト教会は「良い道筋」を求めている。
4:3 私が、私の父には、子であり、私の母にとっては、おとなしいひとり子であったとき、
4:4 父は私を教えて言った。「私のことばを心に留め、私の命令を守って、生きよ。
神のことばは、無視しないようにする。守っていくときに、「永遠の命」を得るから。
4:5 知恵を得よ。悟りを得よ。忘れてはならない。私の口の授けたことばからそれてはならない。
―
4:6 知恵を捨てるな。それがあなたを守る。これを愛せ。これがあなたを保つ。
それがあなたを守る。これを愛せ。これがあなたを保つ。(KJV訳):彼女があなたを守る。彼女を愛せ。彼女があなたを保つ。
「知恵」は「聖霊」のこと。そして、「聖霊」は女性系。ゆえに「彼女」とは、「聖霊」のことを言われている。
聖霊は、私たちの「助け手」として与えられたお方。
「助け手」ということばは、創世記の「エバ」に通じる。そして「エバ」は、聖霊の型。
また、男女関係無く、クリスチャンとして歩むときに、「助け手」が必要。
そして、聖霊を真に助け手として受け入れていくときに、助けていただける。
「聖霊」について、さらに見ていきましょう。
参照 マラキ書2:13‐16
2:13 あなたがたはもう一つのことをしている。あなたがたは、涙と、悲鳴と、嘆きで主の祭壇をおおっている。主がもうささげ物を顧みず、あなたがたの手から、それを喜んで受け取らないからだ。
2:14 「なぜなのか。」とあなたがたは言う。それは主が、あなたとあなたの若い時の妻との証人であり、あなたがその妻を裏切ったからだ。彼女はあなたの伴侶であり、あなたの契約の妻であるのに。
2:15 神は人を一体に造られたのではないか。彼には、霊の残りがある。その一体の人は何を求めるのか。神の子孫ではないか。あなたがたは、あなたがたの霊に注意せよ。あなたの若い時の妻を裏切ってはならない。
2:16 「わたしは、離婚を憎む。」とイスラエルの神、主は仰せられる。「わたしは、暴力でその着物をおおう。」と万軍の主は仰せられる。あなたがたは、あなたがたの霊に注意せよ。裏切ってはならない。
ひとつずつ、順に見ていきましょう。
2:13 あなたがたはもう一つのことをしている。あなたがたは、涙と、悲鳴と、嘆きで主の祭壇をおおっている。主がもうささげ物を顧みず、あなたがたの手から、それを喜んで受け取らないからだ。
「涙と、悲鳴と、嘆きで~」とあるように、穏やかな状況ではないことがうかがえる。
次節で、「あなたがその妻を裏切ったからだ。」と言われているように・・・旦那が妻を裏切ったので、妻が泣いている、といった状況である。
2:14 「なぜなのか。」とあなたがたは言う。それは主が、あなたとあなたの若い時の妻との証人であり、あなたがその妻を裏切ったからだ。彼女はあなたの伴侶であり、あなたの契約の妻であるのに。
ここには、たとえの意味合いがある。
「妻」とは、「聖霊」のこと。そして、聖霊は人を助けてくださるお方。
しかし、問題がある。それは、聖霊の声に聞き従わないこと。
次節に書かれているように・・・クリスチャンは、「聖霊」と結婚した。
2:15 神は人を一体に造られたのではないか。彼には、霊の残りがある。その一体の人は何を求めるのか。神の子孫ではないか。あなたがたは、あなたがたの霊に注意せよ。あなたの若い時の妻を裏切ってはならない。
「一体」とあるように、「結婚」とは、聖霊と一体となってひとつになること。
また、「霊の残り」とあるように、半分は自分、しかし、残りの半分は妻である聖霊のことを言われている。
そして、あるクリスチャンは聖霊の声に従わず、悲劇になってしまう。
2:16 「わたしは、離婚を憎む。」とイスラエルの神、主は仰せられる。「わたしは、暴力でその着物をおおう。」と万軍の主は仰せられる。あなたがたは、あなたがたの霊に注意せよ。裏切ってはならない。
クリスチャンになったときに、立派な奥さんをいただいた。そういう意味で、クリスチャンで独身の人はいない。
でも、問題は妻を裏切り、悲劇が起きること。
再び、箴言に戻りますが・・・
「これを愛せ」とあるように・・・そして私たちは聖霊と結婚しているので、聖霊を愛することにポイントがある。
また、「保つ」とは、「注意してくれる」とか「見張ってくれる」という意味合いがある。
聖霊の声に聞き従っていくときに、必要なアドバイス&警告をくださる。
エレミヤ牧師の証:クリスチャンになって間もない頃、統一原理の教会へ行ったことがあった。そして支部にも行って色々と話を聞いた。でも、その時、聖霊が声を掛けてきてくださった。「これは、危ない。」ということを教えてくださった。そのおかげで深入りすることなく、縁を切ることが出来た。
4:7 知恵の初めに、知恵を得よ。あなたのすべての財産をかけて、悟りを得よ。
知恵の初めに、知恵を得よ。(KJV訳):知恵がもっとも重要なものである。
「あなたのすべての財産をかけて、悟りを得よ。」とあるように、たとえすべての財産を使っても、悟りを得るほうが大事である、ということを言われている。
あらゆる大事な奉仕があっても、「聖霊の知恵」を求めることを一番にしていきたい。
ポイント:聖霊の知恵を得ていくこと。
4:8 それを尊べ。そうすれば、それはあなたを高めてくれる。それを抱きしめると、それはあなたに誉れを与える。
聖霊&知恵を崇め、尊んでいく。
4:9 それはあなたの頭に麗しい花輪を与え、光栄の冠をあなたに授けよう。」
―
4:10 わが子よ。聞け。私の言うことを受け入れよ。そうすれば、あなたのいのちの年は多くなる。
父なる神の言うことを受け入れていくときに、「永遠の命」に入る。
4:11 私は知恵の道をあなたに教え、正しい道筋にあなたを導いた。
「正しい道筋」という類いの道筋がある。
4:12 あなたが歩むとき、その歩みは妨げられず、走るときにも、つまずくことはない。
「正しい道」に入るなら、歩みが妨げられることはない。
4:13 訓戒を堅く握って、手放すな。それを見守れ。それはあなたのいのちだから。
訓戒を手放さないときに、入るべき所に入る。
4:14 悪者どもの道にはいるな。悪人たちの道を歩むな。
「悪者」とは・・・聖書を読み、教会へ行き、しかし、神の道から外れている人のこと。
教会の中でも、悪者の道がある。そういう道に入ってはダメ。
4:15 それを無視せよ。そこを通るな。それを避けて通れ。
そこを避ける。
4:16 彼らは悪を行なわなければ、眠ることができず、人をつまずかせなければ、眠りが得られない。
つまずかせる人がいる。
4:17 彼らは不義のパンを食べ、暴虐の酒を飲むからだ。
パンとか酒が出てきますが・・・これは、教会においての「正餐のパン&ぶどう酒」のこと。
集まりの中で、人をつまずかせるものがあるので気を付ける。
4:18 義人の道は、あけぼのの光のようだ。いよいよ輝きを増して真昼となる。
正しい道に入るときに、「あけぼのの光」のようになる。
義人として歩むなら、「光」が増していく。
4:19 悪者の道は暗やみのようだ。彼らは何につまずくかを知らない。
「悪者の道」は暗いので分からない。「光」を理解しないため、正しい道に入らない。
4:20 わが子よ。私のことばをよく聞け。私の言うことに耳を傾けよ。
4:21 それをあなたの目から離さず、あなたの心のうちに保て。
神さまのことばに耳を傾けて、目を離さない。
4:22 見いだす者には、それはいのちとなり、その全身を健やかにする。
―
4:23 力の限り、見張って、あなたの心を見守れ。いのちの泉はこれからわく。
これは大事なことば。
クリスチャンの歩みの中で守らないといけないのは「心」である。
「心」次第で、命に入るor入らない、ということになるので、心を守る。
参照 マルコの福音書7:15‐23
7:15 外側から人にはいって、人を汚すことのできる物は何もありません。人から出て来るものが、人を汚すものなのです。」
7:17 イエスが群衆を離れて、家にはいられると、弟子たちは、このたとえについて尋ねた。
7:18 イエスは言われた。「あなたがたまで、そんなにわからないのですか。外側から人にはいって来る物は人を汚すことができない、ということがわからないのですか。
7:19 そのような物は、人の心には、はいらないで、腹にはいり、そして、かわやに出されてしまうのです。」イエスは、このように、すべての食物をきよいとされた。
7:20 また言われた。「人から出るもの、これが、人を汚すのです。
7:21 内側から、すなわち、人の心から出て来るものは、悪い考え、不品行、盗み、殺人、
7:22 姦淫、貪欲、よこしま、欺き、好色、ねたみ、そしり、高ぶり、愚かさであり、
7:23 これらの悪はみな、内側から出て、人を汚すのです。」
私たちの心が悪いことに満ちているときに、接触した人がその影響を受けてしまう。
しかし、心を保って神の思いを反映するなら、命が出てくる。話をしている人がキリストに触れる。
ゆえに心を保たなければいけない。
メッセージをする以前に、結論が出ている。
心の中で、主への感謝が満ち溢れているときに、そういうものが自然にメッセージに出てくる。キリストの香りを与えることが出来る。
ポイント:心を守る。
そして、心の中を通して、大事なこと&悟りが来る。
永遠の命は、お一人一人の心から出てくるもの。
サタンの攻撃は、お一人一人の心に来る。そこを占領する。心をひっきりなしに攻撃する。ゆえに心を守って勝利をする。
4:24 偽りを言う口をあなたから取り除き、曲がったことを言うくちびるをあなたから切り離せ。
こういうクリスチャンや教理が多い。
4:25 あなたの目は前方を見つめ、あなたのまぶたはあなたの前をまっすぐに見よ。
4:26 あなたの足の道筋に心を配り、あなたのすべての道を堅く定めよ。
道筋を堅いものにする。
正しい道を踏み固めようと、レムナントキリスト教会は努力している。
エリヤを養ったやもめが守られたように・・・そういった歩みを目指していきたい。
4:27 右にも左にもそれてはならない。あなたの足を悪から遠ざけよ。
ぜひ、このような歩みをしていきたい。
レムナントキリスト教会
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