詩篇119篇(121～176節)　2015.7.26

 

119:121 私は公正と義とを行ないました。私をしいたげる者どもに私をゆだねないでください。

 

公正＆義を行うことにポイントがある。

 

119:122 あなたのしもべの幸いの保証人となってください。高ぶる者どもが私をしいたげないようにしてください。

 

正しく行っていくときに、幸いの保証人となってくださる。良い報いをくださる。

 

119:123 私の目は、あなたの救いと、あなたの義のことばとを慕って絶え入るばかりです。

119:124 あなたの恵みによってあなたのしもべをあしらってください。私にあなたのおきてを教えてください。

119:125 私はあなたのしもべです。私に悟りを授けてください。そうすれば私は、あなたのさとしを知るでしょう。

 

主が悟りを与えてくださるときに、理解する。ＩＱの高い人とはかぎらない。パウロもそのようなことを言われている。

 

参照　エペソ人への手紙3:7

3:7 私は、神の力の働きにより、自分に与えられた神の恵みの賜物によって、この福音に仕える者とされました。

 

与えられて、はじめて啓示を受け、力を受け、悟りを受ける。

 

主に悟りを求める。

 

119:126 今こそ主が事をなさる時です。彼らはあなたのおしえを破りました。

119:127 それゆえ、私は、金よりも、純金よりも、あなたの仰せを愛します。

 

―

 

119:128 それゆえ私は、すべてのことについて、あなたの戒めを正しいとします。私は偽りの道をことごとく憎みます。

 

クリスチャンとして歩んでいくときに、神のことばとこの世の常識とは違うことがある。

 

そんなときに、神のことばを恥ずかしがって引っ込めてしまうなら、それは「偽りの道」と言える。

 

しかし、そんな風にするなら、真理は無い。恥をかく。

 

Ex:ローマ法皇は、「進化論が正しい」と言っている。→ＮＧ。恥を見る。

 

ポイント:神のことばに立つときに、真理を見る。

 

この世と、また、場合によっては、牧師や教師と神のことばが違うときに、神のことばを正しいとする。

 

ひょこひょこ態度を変えていくと、真理が分からなくなる。

 

エレミヤ牧師の証:聖書に書かれているので、たとえの理解を尊重した。しかし、チェーンバイブルでは、このことを「誇張的表現」と言っている。しかし、神のことばを正しいとしたときに、恵みを受け、真理を見た。

 

ポイント:すべてのことについて、神のことばを正しいとする。

 

119:129 あなたのさとしは奇しく、それゆえ、私のたましいはそれを守ります。

119:130 みことばの戸が開くと、光が差し込み、わきまえのない者に悟りを与えます。

 

思いもよらないときに、みことばが、ふっと、わいてくることがある。

 

エレミヤ牧師の証:聖書通読をしているときに、「光が差し込む」ということがよくある。けれども、みことばを読む習慣が無いと、戸が開かない。そういう意味で、日々聖書を読むことは大事だと言える。だから私は毎日このことを実践している。そんな中でこの間、ガラテヤ人への手紙を通して、悟ったことがあった。

 

参照　ガラテヤ人への手紙6:8‐10

6:8 自分の肉のために蒔く者は、肉から滅びを刈り取り、御霊のために蒔く者は、御霊から永遠のいのちを刈り取るのです。

6:9 善を行なうのに飽いてはいけません。失望せずにいれば、時期が来て、刈り取ることになります。

6:10 ですから、私たちは、機会のあるたびに、すべての人に対して、特に信仰の家族の人たちに善を行ないましょう。

 

以下、エレミヤ牧師のお話の続きです。

 

このみことばを通して、肉から滅びを刈り取る、ということを悟った。そして、「肉」とは、「肉体、体」のことだということを悟った。つまり、肉体のために、ずっと費やしていくときに、肉から滅びを刈り取るということを理解した。お金、時間を何に費やすか？を考慮することは大事だと思った。ゆえに、意識して、霊のことに時間をかけている。そして、朝一番は、祈りに時間を費やしている。

 

119:131 私は口を大きくあけて、あえぎました。あなたの仰せを愛したからです。

 

―

 

119:132 御名を愛する者たちのためにあなたが決めておられるように、私に御顔を向け、私をあわれんでください。

 

神の定めがある。

 

御名を愛する者には、御顔を向けてくださる。裏返して言うなら、御名を愛さない者には、御顔を向けない。

 

悔い改めない人には、御顔が向いていない。

 

でも、御名を愛し、御心を行っていくときに、御顔を向けてくださる。特別に扱ってくださる。

 

エレミヤ牧師の証:２,３年前に、ダビデ王朝の本を作成した。その際に、トラブルが色々とあった。でも、最近、ＨＰに掲載した。そうしたら、本がダントツで読まれるようになった。アクセス解析によると、７０％の人に読んでもらっていることが分かった。これは、御心を行う恵みと言える。

 

119:133 あなたのみことばによって、私の歩みを確かにし、どんな罪にも私を支配させないでください。

 

罪（KJV）:不正→色々とおかしな教理を言っている人たち。

 

「歩みがたしかにされて、どんなインチキな教理にも引っ掛からないようにしてください」と祈るのが大事。

 

そうするなら、主の憐れみによって、免れていく。

 

Ex(1):ホーリネス系:きよめの罠がある。クリスチャンは救いだけではダメ、きよめを目指さないと一人前のクリスチャンになれない、あらゆる罪を悔い改めないとダメ、というもの。これは、自分の不完全性を認めるものなのだが、しかし、自分の罪に厳しいというだけではなく、他の人の罪にも厳しくなっていく。ちなみにパウロは、「すでに得たのでもなく、すでに完全にされているのでもありません」と言っている。ゆえに、「完全なきよめ」なんていうものは存在しないことが理解できる。それゆえに、インチキな教理と言える。

 

Ex(2):ブラザレン系の教会:牧師をはじめ、中間祭司職を否定している。つまり、ブラザレン系の教会において、牧師はいない。どの人も平等ということから、毎週の礼拝において、兄弟が代わる代わるメッセージをしている。しかし、聖書では、牧師（執事、監督）職のことを尊重している。それゆえに、「牧師がいる教会に行ってはならない」との教理が罠となるし、これもインチキの教えと言える。

 

ポイント:「私の歩みを確かにし、どんな罪にも私を支配させないでください」の祈りは大事。

 

119:134 私を人のしいたげから贖い出し、私があなたの戒めを守れるようにしてください。

119:135 御顔をあなたのしもべの上に照り輝かし、あなたのおきてを教えてください。

119:136 私の目から涙が川のように流れます。彼らがあなたのみおしえを守らないからです。

 

御教えを守らないことに、御心は無い。

 

119:137 主よ。あなたは正しくあられます。あなたのさばきはまっすぐです。

119:138 あなたの仰せられるさとしは、なんと正しく、なんと真実なことでしょう。

119:139 私の熱心は私を滅ぼし尽くしてしまいました。私の敵があなたのことばを忘れているからです。

 

私の熱心:主の歩みを守る。みことばを守ること。

 

主の歩みを守ったり、みことばを守っていくのは尊いこと。しかし、世の中が曲がっているために、熱心にみことばを守る人は、滅ぼす。

 

反対に、いい加減なクリスチャンは、滅ぼさない。

 

Ex:アメリカでは、熱心に伝道するクリスチャンは、人間的にひどいことをされる。非難され、滅びを招く。具体的には、迫害、逮捕、投獄とかに会っている。

 

熱心な人は、滅びを招く、という、とんでもない時代。

 

主は、他の人がしないことをした。

 

Ex:イエスさまは、むちを作って、鳩を売る人や両替人を追い出した。たしかにこのことは、神の前には熱心。でも、いずれ滅びを招くことになった。また、たとえば、ケーキ店を経営するクリスチャンのご夫妻がある時、同性愛者に、「僕たちの結婚式のために、ケーキを焼いてもらえないかな？」とお願いされてお断りしたところ、訴えられて、店を閉店せざるを得なくなったとのこと。これはまさに、みことばに熱心なために滅びを招いた、ということになるのでは？と思う。

 

レムナントキリスト教会も、このことに無縁では無い。聖書のみことばから、艱難前携挙説やカトリックとのエキュメニカル運動に異を唱えたり、キリスト教会で広まったインチキの教理を指摘したりしている。ゆえに、いずれ滅びをもたらすと思われる。

 

119:140 あなたのみことばは、よく練られていて、あなたのしもべは、それを愛しています。

 

神のことばは、よく練られている。

 

119:141 私はつまらない者で、さげすまれています。しかし、あなたの戒めを忘れてはいません。

 

つまらない者であっても、みことばを守りたい。

 

119:142 あなたの義は、永遠の義、あなたのみおしえは、まことです。

119:143 苦難と窮乏とが私に襲いかかっています。しかしあなたの仰せは、私の喜びです。

119:144 あなたのさとしは、とこしえに義です。私に悟りを与えて、私を生かしてください。

119:145 私は心を尽くして呼びました。主よ。私に答えてください。私はあなたのおきてを守ります。

 

主が悟りを与えられるなら、得る。それで生きる。

 

119:146 私はあなたを呼びました。私をお救いください。私はあなたのさとしを守ります。

119:147 私は夜明け前に起きて叫び求めます。私はあなたのことばを待ち望んでいます。

119:148 私の目は夜明けの見張りよりも先に目覚め、みことばに思いを潜めます。

119:149 あなたの恵みによって私の声を聞いてください。主よ。あなたの決めておられるように、私を生かしてください。

119:150 悪を追い求める者が近づきました。彼らはあなたのみおしえから遠く離れています。

119:151 しかし、主よ。あなたは私に近くおられます。あなたの仰せはことごとくまことです。

119:152 私は昔から、あなたのあかしで知っています。あなたはとこしえからこれを定めておられることを。

119:153 私の悩みを顧み、私を助け出してください。私はあなたのみおしえを忘れません。

119:154 私の言い分を取り上げ、私を贖ってください。みことばにしたがって、私を生かしてください。

119:155 救いは悪者から遠くかけ離れています。彼らがあなたのおきてを求めないからです。

 

１５５節:主のみことばを求めない人は、救いは遠い。

 

119:156 あなたのあわれみは大きい。主よ。あなたが決めておられるように、私を生かしてください。

119:157 私を迫害する者と私の敵は多い。しかし私は、あなたのさとしから離れません。

119:158 私は裏切る者どもを見て、彼らを忌みきらいました。彼らがあなたのみことばを守らないからです。

119:159 ご覧ください。どんなに私があなたの戒めを愛しているかを。主よ。あなたの恵みによって、私を生かしてください。

119:160 みことばのすべてはまことです。あなたの義のさばきはことごとく、とこしえに至ります。

119:161 君主らは、ゆえもなく私を迫害しています。しかし私の心は、あなたのことばを恐れています。

119:162 私は、大きな獲物を見つけた者のように、あなたのみことばを喜びます。

119:163 私は偽りを憎み、忌みきらい、あなたのみおしえを愛しています。

119:164 あなたの義のさばきのために、私は日に七度、あなたをほめたたえます。

119:165 あなたのみおしえを愛する者には豊かな平和があり、つまずきがありません。

 

１６５節:神のことばを愛する人には平和があり、つまずきがない。

 

119:166 私はあなたの救いを待ち望んでいます。主よ。私はあなたの仰せを行なっています。

119:167 私のたましいはあなたのさとしを守っています。しかも、限りなくそれを愛しています。

119:168 私はあなたの戒めと、さとしとを守っています。私の道はすべて、あなたの御前にあるからです。

119:169 私の叫びが御前に近づきますように。主よ。みことばのとおりに、私に悟りを与えてください。

119:170 私の切なる願いが御前に届きますように。みことばのとおりに私を救い出してください。

119:171 私のくちびるに賛美がわきあふれるようにしてください。あなたが私にみおきてを教えてくださるから。

119:172 私の舌はあなたのみことばを歌うようにしてください。あなたの仰せはことごとく正しいから。

119:173 あなたの御手が私の助けとなりますように。私はあなたの戒めを選びました。

119:174 私はあなたの救いを慕っています。主よ。あなたのみおしえは私の喜びです。

119:175 私のたましいが生き、あなたをほめたたえますように。そしてあなたのさばきが私の助けとなりますように。

119:176 私は、滅びる羊のように、迷い出ました。どうかあなたのしもべを捜し求めてください。私はあなたの仰せを忘れません。

 

１７６節:迷い出ることがある。でも、主の憐れみによって、捜し求めてくださる。

 

エレミヤ牧師の証:行く教会が無くて、迷ったことがあった。でも、主に見付けられた。

 

ゆえに、このお方に求めていく。