詩篇31篇　2013.11.3

 

31:1 主よ。私はあなたに身を避けています。私が決して恥を見ないようにしてください。あなたの義によって、私を助け出してください。

31:2 私に耳を傾け、早く私を救い出してください。私の力の岩となり、強いとりでとなって、私を救ってください。

31:3 あなたこそ、私の巌、私のとりでです。あなたの御名のゆえに、私を導き、私を伴ってください。

ダビデは初代王サウルに追いかけられた

そしてこの祈りは、応えられた

色々な危険を通っても、主に頼っていく、助けを求めていく

「あなたの御名のゆえに、私を導き、私を伴ってください。」と、ダビデは言っている

名前のゆえに、神は助けてくださる

キリストの名のゆえに、クリスチャンに正しい道を示してくださる、与えてくださる

神の好意を期待する

１つ１つ、神が導いてくださる、必要な導きを与えてくださる

名のゆえに色々と導いてくださる

「クリスチャン」という名前の中に、キリストの名が入っている

 

31:4 私をねらってひそかに張られた網から、私を引き出してください。あなたは私の力ですから。

黙示録の淫婦バビロン(キリスト教もどき)の罠に多くのクリスチャンが入っている

ひそかな網なので、誰も気付かない

バビロンゆかりの中に入っていると、敵に勝利を得られない、名目だけの歩みになる

ゆえに、こういう祈りは大事→実践する人は守られる、聖書のことばをおろそかにしない

目の前の罠は引っ掛からない、ひそかだから引っ掛かる

 

31:5 私のたましいを御手にゆだねます。真実の神、主よ。あなたは私を贖い出してくださいました。

31:6 私は、むなしい偶像につく者を憎み、主に信頼しています。

偶像と神に頼ることは、反対の位置にある

偶像崇拝→器崇拝

神と偶像崇拝は相反する

偶像を取る者は、恥を見る

Ex:ローマ法皇が唱える進化論を受け入れる

 

31:7 あなたの恵みを私は楽しみ、喜びます。あなたは、私の悩みをご覧になり、私のたましいの苦しみを知っておられました。

31:8 あなたは私を敵の手に渡さず、私の足を広い所に立たせてくださいました。

31:9 私をあわれんでください。主よ。私には苦しみがあるのです。私の目はいらだちで衰えてしまいました。私のたましいも、また私のからだも。

31:10 まことに私のいのちは悲しみで尽き果てました。私の年もまた、嘆きで。私の力は私の咎によって弱まり、私の骨々も衰えてしまいました。

31:11 私は、敵対するすべての者から、非難されました。わけても、私の隣人から。私の親友には恐れられ、外で私に会う者は、私を避けて逃げ去ります。

31:12 私は死人のように、人の心から忘れられ、こわれた器のようになりました。

31:13 私は多くの者のそしりを聞きました。「四方八方みな恐怖だ。」と。彼らは私に逆らって相ともに集まったとき、私のいのちを取ろうと図りました。

31:14 しかし、主よ。私は、あなたに信頼しています。私は告白します。「あなたこそ私の神です。」

イエスさまの時にも再現

主の働きを本当に担っていくときに、周囲の人から憎まれたり、恨まれたりする

イエスさまもそうだった

Ex:山上の垂訓の時には、群衆は喜んでイエスのメッセージを聞いていた、しかし、最後イエスさまのことを「十字架に付けろ！」と叫んだ

こういうパターンは往々にしてある

その時に慌ててはいけない

人間的な目で、働きを見る人がいる

そういう中で、主のことばを正しく保つ

同胞&兄弟姉妹から罵られても最後までちゃんと全うするのか？の試しは来る、たとえそういうことを望まなくても、結果としてこのことはある

多くの苦難を経て、神の国に入る

小さい門、狭い道を選んで入る

途中で投げるなら、御国に入らない、それだけのもの

イエスの時も、途中で人が去って行った

 

31:15 私の時は、御手の中にあります。私を敵の手から、また追い迫る者の手から、救い出してください。

「私の時」について

参照　ヨハネ7:8,マタイ26:17

7:8 あなたがたは祭りに上って行きなさい。わたしはこの祭りには行きません。わたしの時がまだ満ちていないからです。」

26:17 さて、種なしパンの祝いの第一日に、弟子たちがイエスのところに来て言った。「過越の食事をなさるのに、私たちはどこで用意をしましょうか。」

「私(主)の時」とは、この世における寿命に関する

私たちには寿命がある、肉体をもって仕えるのは限りがある

平均寿命に関係なく、その人その人に主の定めた時がある、偶然には死なない

主の働きに入っていくときに、命を失うのが近いのが分かる

パウロもそうだった

参照　使徒20:25,Ⅱテモテ4:6－8

20:25 皆さん。御国を宣べ伝えてあなたがたの中を巡回した私の顔を、あなたがたはもう二度と見ることがないことを、いま私は知っています。

4:6 私は今や注ぎの供え物となります。私が世を去る時はすでに来ました。

4:7 私は勇敢に戦い、走るべき道のりを走り終え、信仰を守り通しました。

4:8 今からは、義の栄冠が私のために用意されているだけです。かの日には、正しい審判者である主が、それを私に授けてくださるのです。私だけでなく、主の現われを慕っている者には、だれにでも授けてくださるのです。

ただし、寿命があとどれくらいなのかを分かるか、分からないかは重要ではない

寿命に関して、神が定めた時がある

神が定めた時まではどんな危険があっても、あるいは危険な奉仕をしていても守られる

主の働きをしているなら、偶然には死なない

主が定めた時までは、たとえ危険な奉仕をしていても、命を失うことはない

大きな問題は、何も奉仕をしないうちから、何の危険にも会わないことを優先して、やるべき奉仕をやらないこと

Ex:福音書の中で、弟子たちはエルサレムに戻るのですか？と、主に尋ねた、でも、主は守られることを知っていた

保身になって、どの奉仕も、この奉仕も引いてしまうことに御心は無い

 

31:16 御顔をあなたのしもべの上に照り輝かせてください。あなたの恵みによって私をお救いください。

31:17 主よ。私が恥を見ないようにしてください。私はあなたを呼び求めていますから。悪者をはずかしめてください。彼らをよみで静まらせてください。

31:18 偽りのくちびるを封じてください。それは正しい者に向かって、横柄に語っています。高ぶりとさげすみをもって。

嫌なことを言われたり、高ぶられたりする、でも、主を信頼していく

 

31:19 あなたのいつくしみは、なんと大きいことでしょう。あなたはそれを、あなたを恐れる者のためにたくわえ、あなたに身を避ける者のために人の子の前で、それを備えられました。

31:20 あなたは彼らを人のそしりから、あなたのおられるひそかな所にかくまい、舌の争いから、隠れ場に隠されます。

主を恐れる者は、大きな慈しみに入る

 

31:21 ほむべきかな。主。主は包囲された町の中で私に奇しい恵みを施されました。

31:22 私はあわてて言いました。「私はあなたの目の前から断たれたのだ。」と。しかし、あなたは私の願いの声を聞かれました。私があなたに叫び求めたときに。

こういうことが艱難時代に起こるのでは？

艱難時代の１つの攻撃:絶望、神に助けがないということを思ってしまう　Ex:ヨブ

しかしこれはサタンの惑わし→不正な裁判官を思い起こす→神が艱難時代に裁きを下す

艱難時代のサタンの攻撃のパターン:人の信頼を色々と覆す、クリスチャンを自滅に追い込む、しかし神は助けてくださる

今のクリスチャン生活で、主は信頼に値するということを見ていく

奉仕や歩みを通して、神は信頼に足りることを経験する、そうでないと、艱難時代にずっこける

奉仕や歩みを通して、生ける神を見ていく

 

31:23 すべて、主の聖徒たちよ。主を愛しまつれ。主は誠実な者を保たれるが、高ぶる者には、きびしく報いをされる。

31:24 雄々しくあれ。心を強くせよ。すべて主を待ち望む者よ。

大事なポイントは、目に見えない神を頼り、神のわざを経験していく