【聖書箇所】出エジプト記25:33,34

 

25:33 一方の枝に、アーモンドの花の形をした節と花弁のある三つのがくを、また、他方の枝にも、アーモンドの花の形をした節と花弁のある三つのがくをつける。燭台から出る六つの枝をみな、そのようにする。

 

25:34 燭台の支柱には、アーモンドの花の形をした節と花弁のある四つのがくをつける。

 

 

 

「聖書は日本について語っている」というテーマで、みことばに沿って見ていきたいと思います。

 

 

 

かつての私は、クリスチャンになってからも、そのように思っていなかったのですが・・・しかし、レムナントキリスト教会でエレミヤ牧師が語るメッセージを通して、聖書は、じつは、日本とか日本人のことについても、さりげなく書かれている、ということを少しずつ理解していくようになりました。上記聖句は、「幕屋」を作る際の留意点のひとつとして、神さまが述べていることなのですが・・・その中に、「アーモンド」ということばが出てきます。ちなみにこの「アーモンド」とは、以前、土曜日の集会の中でエレミヤ牧師がおっしゃっていたのですが、「見る」という意味があるそうです。しかも、「アーモンドの花」は、日本の「桜」にそっくりだそうなんです。少し、びっくりですよね?それで、「見る」ということですが、このこともエレミヤ牧師が言われていたのですが・・・日本の花見がそうなのでは?ということをおっしゃっていました。そんな感じに、聖書の中で、日本のことがちょこちょこ、と書かれているのですけれども・・・今回は、大分前に、黙示録セミナーという集会で、エレミヤ牧師が「日本人はユダ族の獅子」というテーマに沿って語られていことについて、紹介させていただきたいと思います。以下、エレミヤ牧師によるメッセージです。(セミナーでのテキストを一部抜粋しています。)

 

 

 

.ユダ族の特徴

 

 

 

まず、ユダ族がアジアに今存在しているとして、そのユダ族の特徴とは何か?をみていきましょう。

 

 

 

1)エルサレム(平和の教えの意味)の都はユダにあった。

 

 

 

2)神の神殿もユダにあった。

 

 

 

Ⅱ歴代誌32:12

 

12 あの主ではないのか。その高き所と祭壇をヒゼキヤは取り除いておいて、ユダとエルサレムに向かい、『あなたがたは、ただ一つの祭壇の前で拝み、その上で香をたかなければならない。』と言ったのだ。

 

 

 

3)神の契約の箱もユダにあった。

 

 

 

4)ダビデ王を起点とした王族もユダ族に属する。

 

 

 

創世記49:10

 

10 王権はユダを離れず、統治者の杖はその足の間を離れることはない。ついにはシロが来て、国々の民は彼に従う。

 

 

 

5)ユダ族の特徴、シンボルは獅子である。

 

 

 

創世記49:9

 

9 ユダは獅子の子。わが子よ。あなたは獲物によって成長する。雄獅子のように、また雌獅子のように、彼はうずくまり、身を伏せる。だれがこれを起こすことができようか。

 

 

 

)ユダ族は12部族の中で戦いの先陣を切る民である。イスラエル12部族が戦いに出る時、常にユダが戦いの先陣を飾る。

 

 

 

士師記1:2

 

2 すると、主は仰せられた。「ユダが上って行かなければならない。見よ。わたしは、その地を彼の手に渡した。

 

 

 

7)他の兄弟、すなわち他の11部族にまさるものとなる。

 

 

 

Ⅰ歴代誌5:2

 

2 ユダは彼の兄弟たちにまさる者となり、君たる者も彼から出るのである

 

 

 

.日本には、これらのユダ族の全ての特徴が溢れている。

 

 

 

上記、ユダ族のすべての特徴は日本に存在します。

 

 

 

1)エルサレム(平和の教え)の都はユダにあった。

 

 

 

日本の中心の京の都の平安京という名前自体がエルサレム(平安の教え)とのことばと似ています。また、明日香京のアスカとは、韓国語の「平安」ということばです。藤原京の門はエゼキエル書に示された神の都のように、12あります。つまり、日本人の祖先は、エルサレムの都と関係ある人々(すなわちユダヤ人)である可能性が高い、ということです。

 

 

 

2)神の神殿もユダにあった。

 

 

 

日本の神社の構造は、世界で唯一イスラエルの神殿の構造に似ています。聖書が言う神殿の構造は、三重構造です。

 

 

 

a)一般の人が礼拝する外庭

 

b)祭司が礼拝する聖所

 

c)さらにその奥の大祭司のみが年に一度だけ入り礼拝する至聖所

 

 

 

以上の三重構造であります。

 

 

 

日本の神社もこれと同じ3重構造になっています。すなわち、

 

 

 

a)一般の人が礼拝する境内

 

b)神官が礼拝する拝殿

 

c)神官も特別な時しか入れない本殿の三構造になっている。

 

 

 

このような神殿の一致は、世界のどこにもなく、しかし、日本とイスラエルにのみ存在します。

 

 

 

3)神の契約の箱もユダにあった。

 

 

 

日本の祭にあらわれる「神輿」こそ、この契約の箱そっくりの構造であります。神輿にかつぐための横木を通すところ、置くための台を用意するところ、これらはみな聖書に書いてある「契約の箱」に関する記述と一致します。つまり、日本人の祖先は、契約の箱を所有していた人々(すなわちユダヤ人)である可能性が高い、と言えます。

 

 

 

4)ダビデ王を起点とした王族もユダ族に属する。

 

 

 

ユダ国の王の特徴は、「王の子が王となる」すなわち、ダビデ以来の王族の血統が綿々として継続することです。以下のように聖書に記されています。

 

 

 

Ⅰ列王記8:25

 

25 それで今、イスラエルの神、主よ。あなたのしもべ、私の父ダビデに約束して、『あなたがわたしの前に歩んだように、もしあなたの子孫がその道を守り、わたしの前に歩みさえするなら、あなたには、イスラエルの王座に着く人が、わたしの前から断たれない。』と仰せられたことを、ダビデのために守ってください。

 

 

 

すなわち、ダビデの子孫が代々この国の王になることが、神により約束されているのです。簡単に言えばそのようになりますが、しかし、ダビデが3000年も前の人物であることを考えるなら、この約束は、大変難しい約束であることが分かります。果たして3000年もの間、バビロン捕囚から数えても、2600年もの長い間、ダビデの直系の子孫の王族を擁する国が今でも存在するのか?という問題があります。

 

 

 

この視点で考えると、世界に現在王族が存在している国は30国ほどあります。しかし、その王族の継続期間は、長くても十代、二十代程度。3000年はおろか、1000年も継続している王族などありません。しかし、ここに唯一の例外があります。日本の天皇家のみ、120代以上、2600年以上続く世界で唯一の万世一系の王族なのであります。ダビデ王朝は14代続き、最後の王族はバビロン捕囚され、2600年ほど前に歴史のやみに消えました。日本の天皇家の歴史がまさに始まった頃に通じます。

 

 

 

5)ユダ族の特徴、シンボルは獅子である。

 

 

 

日本の神社のシンボル、象徴は、狛犬こと、獅子の像です。この像は狛犬と呼ばれていますが、実際は獅子、ライオンをあらわしたものであることは、一見すれば分かります。長いたてがみ、鋭い牙、太く長い爪、その勇猛果敢な顔、これはまぎれもなく、獅子の像であります。イスラエル12部族には、それぞれシンボルがあります。たとえば、ダンは蛇を部族のシンボルとしています。ユダ国のシンボルは獅子であり、それは日本中の神社に満ちています。狛犬のことを日本では、獅子と呼び、めでたい正月には獅子舞がもてはやされています。

 

 

 

)ユダ族は12部族の中で戦いの初陣を切る部族である。イスラエル12部族が戦いに出る時、常にユダが戦いの初陣を飾る。

 

 

 

民数記 10:12-14

 

12それでイスラエル人はシナイの荒野を出て旅立ったが、雲はパランの荒野でとどまった。

 

13 彼らは、モーセを通して示された主の命令によって初めて旅立ち、

 

14 まず初めにユダ族の宿営の旗が、その軍団ごとに出発した。軍団長はアミナダブの子ナフション。

 

 

 

獅子は百獣の王であり、戦いに猛き動物であります。不思議なことにこの日本は小さな国にかかわらず、戦いに猛き民です。神風が吹き、世界随一の大国元の大群を2度にわたり、撃退した元寇。また、かつて当時の大国、中国(清国)、ロシアを破った日清日露の戦争といい、日本には、神がかり的な戦争の勝利があります。

 

 

 

また、かつて世界が欧米列強の支配にあった第二次世界大戦前、すなわち、アジア、アフリカのほとんどの国が欧米の植民地となっていた時、敢然として、これらのアジアの同胞、同族の解放を目指し、「大東亜共栄圏」を目指し、列強に戦いを挑んだのが、このアジアの獅子、日本であります。この日本の進軍、勝利により、アジアのシンガポール、インドネシア等、白人に支配されていた国々は独立を果たしました。

 

 

 

小国にも関わらず敢然と大国に戦いを挑み、しかもその戦いに勝利する歴史は、戦いに猛き部族、ユダ部族の特徴と一致します。戦いということを考えるなら、この日本はアジアのどの国にも優って、ユダ部族の特徴を持った国である、と言えます。

 

 

 

7)他の兄弟、すなわち他の11部族にまさるものとなる。

 

 

 

日本がアジア諸国の中で、工業、商業、科学等の面において飛び抜けた先進国であることは、説明の必要はありません。

 

 

 

.ユダへの預言

 

 

 

ユダに関しては、以下の預言が与えられています。これらは日本において成就する、と思われます。

 

 

 

創世記 49:8-12

 

8 ユダよ。兄弟たちはあなたをたたえ、あなたの手は敵のうなじの上にあり、あなたの父の子らはあなたを伏し拝む。

 

9 ユダは獅子の子。わが子よ。あなたは獲物によって成長する。雄獅子のように、また雌獅子のように、彼はうずくまり、身を伏せる。だれがこれを起こすことができようか。

 

10 王権はユダを離れず、統治者の杖はその足の間を離れることはない。ついにはシロが来て、国々の民は彼に従う

 

11 彼はそのろばをぶどうの木につなぎ、その雌ろばの子を、良いぶどうの木につなぐ。彼はその着物を、ぶどう酒で洗い、その衣をぶどうの血で洗う。

 

12 その目はぶどう酒によって曇り、その歯は乳によって白い。

 

 

 

これらの節を見ていきましょう。

 

 

 

8 ユダよ。兄弟たちはあなたをたたえ、あなたの手は敵のうなじの上にあり、あなたの父の子らはあなたを伏し拝む。

 

 

 

ユダ、日本はアジアの兄弟の中で、抜きんでたものである、ということを言われています。また、「あなたの手は敵のうなじの上にあり」とあるようにアジアへの脅威、敵は日本の活躍でとどめられました。アジア、アフリカがヨーロッパ諸国により植民地になった時、敢然として、それらの敵と戦い、独立を勝ち取ったのは日本の活躍によります。経済においてもしかりです。

 

 

 

ヨーロッパの経済力、技術に日本が打ち勝ったため、アジアは技術の発展を享受するようになります。

 

 

 

9 ユダは獅子の子。わが子よ。あなたは獲物によって成長する。雄獅子のように、また雌獅子(年とった獅子:KJV)のように、彼はうずくまり、身を伏せる。だれがこれを起こすことができようか。

 

 

 

獲物によって成長するとは日本の歩みを象徴的にあらわしています。

 

 

 

幕末に日本はアメリカの黒船によって開国させられましたが、しかし、それから日本はアメリカの技術、経済、方法を取り入れ、今ではあらゆる技術において、本家アメリカをしのぐものとなっています。

 

 

 

自動車しかり、コンピューターしかり、時計、カメラしかり。まさにこの国は獲物によって成長すます。

 

 

 

また、獅子は百獣の王であり、キリストご自身がユダ族の獅子でありました。主イエスは、背教の時代にあって、雄々しく神の正しいことばを語り告げました。

 

 

 

同じく、日本のユダ族の獅子も、終末の背教の教会に正しいみことばを伝える使命を果たすと考えられます。しかし、ユダ、日本は、「年とった獅子のようにうずくまり、身を伏せる」ことが預言されています。日本はその歴史の終わりまで、ずっとうずくまり、身を伏せ、眠り続け、真理を見ないで歩むことが想像されます。まさに今の日本の状況そのままであります。

 

 

 

獅子として召されながら、神をもキリストをも知らないで眠りこける今の日本の姿が語られているようであります。

 

 

 

「だれがこれを起こすことができようか」

 

 

 

獅子である日本に関連してその獅子、日本を起こす、眠りから覚まさせることにポイントがあることが語られています。

 

 

 

獅子には百獣の王として、その体力、能力、権威、行動において、何もかも問題は無いのですが、しかし、一つだけ問題があり、それはこの獅子が眠っていることであります。

 

 

 

ユダ、日本の獅子は眠っており、そのため、神の働きのためには、何の役にも立っていないのです。それで、「だれがこれを起こすことができようか。」と書かれていますように、この獅子を起こすことにポイントがあるのです。この国の獅子、勇士を起こし、目覚めさせる働きにポイントがあるのです。

 

 

 

10 王権はユダを離れず、統治者の杖はその足の間を離れることはない。ついにはシロが来て、国々の民は彼に従う。

 

 

 

かつての日、イスラエル12部族の王は、ユダ族のダビデ王でした。彼が全12部族を率いたのです。同じく終末の日、イスラエル12部族が神の印を受ける日、その日もユダ族、日本がリードを執り、指揮を執ることを忘れてはなりません。「国々の民は彼に従う。」と書かれていますように、明らかに 日本がアジアのキリスト教会のリードを執るのであります。

 

 

 

11 彼はそのろばをぶどうの木につなぎ、その雌ろばの子を、良いぶどうの木につなぐ。彼はその着物を、ぶどう酒で洗い、その衣をぶどうの血で洗う。

 

 

 

ぶどう、ぶどう酒は、聖霊(神さまの力)に関するたとえです。したがって、終わりの日に日本を中心に大きな聖霊(神さま)の働きが起きることが予想されるのです。黙示録7章に描かれたイスラエル12部族が聖霊の印を受ける働きは、明らかに日本を起点に起きてくると思われるのです。

 

 

 

12 その目はぶどう酒によって曇り、その歯は乳によって白い。

 

 

 

「乳」は、「みことばの乳」と書かれているように、みことばに関するたとえです。神のみことばに関する働きもユダ、日本をもとに起きることが予想出来るのです。

 

 

 

以上のことをエレミヤ牧師が語られていたのですが、聖書の中で、日本及び、日本人に関して、語られていることを多少なりともご理解いただけましたら、幸いに思います。