Ⅱ歴代誌18章 2011.6.19

 

18:1 こうして、ヨシャパテには富と誉れとが豊かに与えられたが、彼はアハブと縁を結んだ。

18:2 何年かたって後、彼が、サマリヤに下ってアハブのもとに行ったとき、アハブは彼および彼とともにいた民のために、おびただしい羊や牛の群れをほふったうえ、彼を誘い込んで、ラモテ・ギルアデに攻め上らせようとした。

●ヨシャパテ:ユダの王

旧約の神の国:北のイスラエル(新約におけるカソリック)&南のユダ(新約におけるプロテスタント)      キリストとは無関係              御心がある                         

このとき、イスラエルとユダが手を組んだ

このことには、たとえの意味合いがある

啓示(隠れされもの)がある

ベールをはがす

未来に関するたとえや預言

艱難時代、ハルマゲドンの型

旧約時代、サウルがダビデ(油注がれた人)を追いかけた→これはハルマゲドンの戦い

ハルマゲドンの1つのヒント:ラモテ・ギルアデの戦い

羊や牛の群れをほふる→殉教の啓示

 クリスチャンのたとえ

殉教は起こり得る、しかし主が守ってくださるのが艱難時代のパターン

しかし、それと共に殉教する人もいる

得るべきものを得ることを選んでいきたい

 

18:3 そのとき、イスラエルの王アハブはユダの王ヨシャパテに言った。「私とともにラモテ・ギルアデに行ってくれませんか。」すると、彼は答えた。「私とあなたとは同じようなもの、私の民はあなたの民と同じようなものです。あなたとともに戦いに臨みましょう。」

この箇所の預言の1

ラモテ・ギルアデに攻め上っていく

(主の弟子、弟子の歩みをしている人)

新約の世の終わり、カソリックとプロテスタントが弟子の歩みをしている人に戦いをいどんでいく

終末、カソリック&プロテスタントは同道戦線をする

参照 黙示録13:11

小羊のような2本の角:教会(キリスト教界のように見える、しかし実際は獣)

カソリック&プロテスタントが合同して獣のようになる日がくる

キリスト教界の2大勢力

正しいクリスチャンに戦いをいどむ:ハルマゲドン

艱難時代:キリスト(御言葉)についた人が追いかけられる時代→必ず実現していく

今の時代は、聖書に従っている人は曲解され悪く言われる時代

そういう時代がくる→聖書に書かれていることは必ず実現する

そういったことを想定して備えて歩んでいく

弟子の歩みを継続し、なすべきことをしている人が強い

今日も明日もすすんでいく→ずっこけたりしない、得るべきものを得る

 

18:4 ヨシャパテは、イスラエルの王に言った。「まず、主のことばを伺ってみてください。」

18:5 そこで、イスラエルの王は四百人の預言者を召し集めて、彼らに尋ねた。「私たちはラモテ・ギルアデに戦いに行くべきだろうか。それとも、私はやめるべきだろうか。」彼らは答えた。「上って行きなさい。そうすれば、神は王の手にこれを渡されます。」

18:6 ところが、ヨシャパテは、「ここには、私たちがみこころを求めることのできる主の預言者がほかにいないのですか。」と言った。

18:7 イスラエルの王はヨシャパテに答えた。「いや、ほかにもうひとり、私たちが主のみこころを求めることのできる者がいます。しかし、私は彼を憎んでいます。彼は私について、決して良いことは預言せず、いつも悪いことばかりを預言するからです。それは、イムラの子ミカヤです。」すると、ヨシャパテは言った。「王よ。そういうふうには言わないでください。」

18:8 そこで、イスラエルの王はひとりの宦官を呼び寄せ、「急いで、イムラの子ミカヤを呼んで来なさい。」と命じた。

18:9 イスラエルの王と、ユダの王ヨシャパテは、おのおの王服を着て、王の座に着き、サマリヤの門の入口にある打ち場にすわっていた。預言者はみな、ふたりの前で預言していた。

18:10 そのとき、ケナアナの子ゼデキヤは、王のために鉄の角を作って言った。「主はこう仰せられます。『これらの角で、あなたはアラムを突いて、絶滅させなければならない。』」

18:11 ほかの預言者たちもみな、同じように預言して言った。「ラモテ・ギルアデに攻め上って勝利を得なさい。主は王の手にこれを渡されます。」

18:12 さて、ミカヤを呼びに行った使いの者はミカヤに告げて言った。「いいですか。預言者たちは口をそろえて、王に対し良いことを述べています。お願いですから、あなたもみなと同じように語り、良いことを述べてください。」

18:13 すると、ミカヤは答えた。「主は生きておられる。私の神が告げられることを、そのまま述べよう。」

18:14 彼が王のもとに着くと、王は彼に言った。「ミカヤ。私たちはラモテ・ギルアデに戦いに行くべきだろうか。それとも、私はやめるべきだろうか。」すると、彼は答えた。「攻め上って勝利を得なさい。彼らはあなたがたの手に渡されます。」

18:15 すると、王は彼に言った。「いったい、私が何度あなたに誓わせたら、あなたは主の名によって真実だけを私に告げるようになるのか。」

18:16 彼は答えた。「私は全イスラエルが、山々に散らされているのを見た。まるで、飼い主のいない羊の群れのように。そのとき、主は仰せられた。『彼らには主人がいない。彼らをおのおのその家に無事に帰さなければならない。』」

18:17 イスラエルの王はヨシャパテに言った。「彼は私について良いことを預言せず、悪いことばかりを預言すると、あなたに言っておいたではありませんか。」

18:18 すると、ミカヤは言った。「それゆえ主のことばを聞きなさい。私は主が御座に着き、天の万軍がその右左に立っているのを見ました。

18:19 そのとき、主は仰せられました。『だれか、イスラエルの王アハブを惑わして、攻め上らせ、ラモテ・ギルアデで倒れさせる者はいないか。』すると、ある者は一つの案を述べ、他の者は別の案を述べました。

18:20 それから、ひとりの霊が進み出て、主の前に立ち、『この私が彼を惑わします。』と言いますと、主が彼に『どういうふうにやるのか。』と尋ねられました。

18:21 彼は答えました。『私が出て行き、彼のすべての預言者の口で偽りを言う霊となります。』すると、『あなたはきっと惑わすことができよう。出て行って、そのとおりにせよ。』と仰せられました。

18:22 今、ご覧のとおり、主はここにいるあなたの預言者たちの口に偽りを言う霊を授けられました。主はあなたに下るわざわいを告げられたのです。」

預言者は惑わしの霊によって戦いに行った

参照 黙示録16:12-17

ユーフラテス:未信者とクリスチャンを分ける聖霊の川

それが枯渇してしまった

聖霊が枯渇すると悪霊が大活躍する

これがラモテ・ギルアデの戦いの再現の型

新約の王:プロテスタント、カソリックの指導者

戦いの相手:主の弟子→カルト扱いされ、艱難時代に入る

惑わしの霊に従って惑わしの戦いに引っ張っていく→滅びと死が待っている

惑わしの霊に入り滅びに入っていく

世の終わりは惑わしの霊が働くとき 参照 Ⅱテサロニケ2:6-12

聖霊が追い出される

聖霊の働きが枯渇して悪霊が働く

悪霊が思う存分働く

これから、かつて経験したことのないような惑わしに入っていく→神の憐れみを求めなければいけない

恐ろしい時代がくる

謙虚になって憐れみを求めていきたい

このとき、400人の偽預言者対正しい人が1人だった

これからそういうことを念頭に置く

御言葉が正しい

御言葉を行わない人が惑わされる

引かずになすべきことをなしていきたい

 

18:23 すると、ケナアナの子ゼデキヤが近寄って来て、ミカヤの頬をなぐりつけて言った。「どの道を通って、主の霊が私を離れて行き、おまえに語ったというのか。」

18:24 ミカヤは答えた。「いまに、あなたが奥の間にはいって身を隠すときに、思い知るであろう。」

18:25 すると、イスラエルの王は言った。「ミカヤを連れて行け。町のつかさアモンと王の子ヨアシュのもとに下がらせよ。

18:26 王が『この男を獄屋に入れ、私が無事に戻って来るまで、わずかなパンとわずかな水をあてがっておけ。』と命じたと言え。」

18:27 ミカヤは言った。「万が一、あなたが無事に戻って来られることがあるなら、主は私によって語られなかったのです。」そして、「みなの人々よ。聞いておきなさい。」と言った。

このときミカヤはひどい目に遭った

しかし、正しいのはミカヤ

正しいのは少数であることが聖書的

正しいゆえにひどいことに遭うことを理解しておく

 

18:28 こうして、イスラエルの王とユダの王ヨシャパテは、ラモテ・ギルアデに攻め上った。

18:29 そのとき、イスラエルの王はヨシャパテに言った。「私は変装して戦いに行こう。でも、あなたは、自分の王服を着ていてください。」こうして、イスラエルの王は変装し、彼らは戦いに行った。

18:30 アラムの王は、自分の配下の戦車隊長たちに命じて言った。「兵や将校とは戦うな。ただイスラエルの王を目ざして戦え。」

18:31 戦車隊長たちはヨシャパテを見たとき、「あれはイスラエルの王に違いない。」と思ったので、彼を取り囲んで戦おうとした。すると、ヨシャパテは助けを叫び求めた。主は彼を助けられた。神は彼らを、彼から離れるように仕向けられた。

18:32 戦車隊長たちは、彼がイスラエルの王ではないことを知ったとき、彼を追うことをやめ、引き返した。

18:33 ところが、ひとりの兵士が何げなく弓を放つと、イスラエルの王の胸当てと草摺の間を射抜いた。そこで、王は戦車の御者に言った。「手綱を返して、私を敵陣から抜け出させてくれ。傷を負ってしまった。」

18:34 その日、戦いはますます激しくなった。イスラエルの王はアラムに向かって、夕方まで戦車の中に立っていたが、日没のころになって死んだ。

イスラエルもユダも心をひとつにしてラモテ・ギルアデの戦いに行った

カソリックのトップもプロテスタントのトップも弟子たちに戦いをいどむ→このことはこれから本当に起こることなので、変な期待を持たないこと

聖書がすすめているのは仮庵の祭り

北イスラエルのアハブが提唱した

カソリックがこのことに力を入れる、プロテスタントは引きずられていく

カソリックの動向には要注意!

しかし、迫害者の道の最後は滅び、死

正しく啓示をとらえることがポイント