Ⅱ歴代誌36章 2011.10.30

 

この章ではダビデ王朝の最後について語られている

旧約の神の民は最後、バビロンに捕囚されてしまった

しかし、このことに関して、歴史は繰り返される、ゆえに新約の終わりを生きる私たちにも実現していくであろうと考えていく

 

36:1 さて、この国の民は、ヨシヤの子エホアハズを選んで、彼の父に代えて、エルサレムで彼を王とした。

36:2 エホアハズは二十三歳で王となり、エルサレムで三か月間、王であった。

36:3 しかし、エジプトの王は、エルサレムで彼を退け、この国に、銀百タラントと金一タラントの科料を課した。

エホアハズ:エホバが捕らえた

バビロン捕囚は神から出たこと

背教のゆえに神が捕らえたのなら逃げることは出来ない

キリスト教界が背教に入っていくことに関して運命を変えることは出来ない

背教の教会から逃れていく、ズレた歩みに入らない

 

36:4 ついで、エジプトの王は、彼の兄弟エルヤキムをユダとエルサレムの王とし、その名をエホヤキムと改めさせた。ネコは、その兄弟エホアハズを捕えて、エジプトへ連れて行った。

36:5 エホヤキムは二十五歳で王となり、エルサレムで十一年間、王であった。彼は、その神、主の目の前に悪を行なった。

36:6 この彼のもとに、バビロンの王ネブカデネザルが攻め上って来て、彼を青銅の足かせにつなぎ、バビロンへ引いて行った。

最後はバビロンに連れて行かれた

青銅の足かせ→バビロンに引いて行かれ、裁きに会う

裁きの意味合い

参照 民数記16:36-40

16:36 主はモーセに告げて仰せられた。

16:37 「あなたは、祭司アロンの子エルアザルに命じて、炎の中から火皿を取り出させよ。火を遠くにまき散らさせよ。それらは聖なるものとなっているから。

16:38 罪を犯していのちを失ったこれらの者たちの火皿を取り、それらを打ちたたいて延べ板とし、祭壇のための被金とせよ。それらは、彼らが主の前にささげたので、聖なるものとなっているからである。こうして、これらをイスラエル人に対するしるしとさせよ。」

16:39 そこで祭司エルアザルは、焼き殺された者たちがささげた青銅の火皿を取って、それを打ち延ばし、祭壇のための被金とし、

16:40 イスラエル人のための記念とした。これは、アロンの子孫でないほかの者が、主の前に近づいて煙を立ち上らせることがないため、その者が、コラやその仲間のようなめに会わないためである。主がモーセを通してエルアザルに言われたとおりである。

青銅の火皿:裁きであり、しるしである象徴

黙示録に「淫婦バビロン」が出てくる→全世界の教会が捕囚される

アメリカが現代のバビロン、そして、引っ張られた向こうにあるのは青銅の足かせ、すなわち裁き

参照 黙示録14:8-11

14:8 また、第二の、別の御使いが続いてやって来て、言った。「大バビロンは倒れた。倒れた。激しい御怒りを引き起こすその不品行のぶどう酒を、すべての国々の民に飲ませた者。」

14:9 また、第三の、別の御使いも、彼らに続いてやって来て、大声で言った。「もし、だれでも、獣とその像を拝み、自分の額か手かに刻印を受けるなら、

14:10 そのような者は、神の怒りの杯に混ぜ物なしに注がれた神の怒りのぶどう酒を飲む。また、聖なる御使いたちと小羊との前で、火と硫黄とで苦しめられる。

14:11 そして、彼らの苦しみの煙は、永遠にまでも立ち上る。獣とその像とを拝む者、まただれでも獣の名の刻印を受ける者は、昼も夜も休みを得ない。

本番は10億、20億のクリスチャンが引っ張られる

旧約のバビロン捕囚は新約の終わりの予表

教理的にクリスチャンがバビロン捕囚される

行き着く先が黙示録14:8-11、そして、火と硫黄とで苦しめられる

アメリカのバビロンの教理に影響され引っ張られるのなら裁きに行き着く、裁きに直行

残念ながら多くのクリスチャンが少しずつそういった罠に引っ張られている

アメリカを用いて多くのクリスチャンを地獄に引きずり込む

恐ろしいサタンの計略と滅びが待っている

 

36:7 ネブカデネザルは、主の宮の器具をバビロンに持ち去り、バビロンにある彼の宮殿に置いた。

主の宮の器具:クリスチャン

多くのクリスチャンがバビロンに持って行かれる

 

36:8 エホヤキムのその他の業績、彼の行なった忌みきらうべきしわざ、彼について露見したことは、イスラエルとユダの王たちの書にまさしくしるされている。彼の子エホヤキンが代わって王となった。

36:9 エホヤキンは十八歳で王となり、エルサレムで三か月と十日の間、王であった。彼は主の目の前に悪を行なった。

36:10 年が改まるに及んで、ネブカデネザル王は使者を遣わし、彼を主の宮にあった尊い器とともにバビロンに連れて行った。そして、エホヤキンの兄弟ゼデキヤをユダとエルサレムの王とした。

36:11 ゼデキヤは二十一歳で王となり、エルサレムで十一年間、王であった。

36:12 彼はその神、主の目の前に悪を行ない、主のことばを告げた預言者エレミヤの前にへりくだらなかった。

36:13 彼はまた、ネブカデネザルが、彼に、神にかけて誓わせたにもかかわらず、この王に反逆した。このように、彼はうなじのこわい者となり、心を閉ざして、イスラエルの神、主に立ち返らなかった。

ゼデキヤ:エホバは正しい

最後の王がバビロンに連れて行かれる

神は正しい、しかし神の民がその正しい神の前に曲がったことをしたためバビロンに連れて行かれた

神の限度を超えたから連れて行かれた

新約の神の民も同様、限度を超えている

神は正しい、間違っているのは教会やクリスチャン

神の常識で物事を見る

 

36:14 そのうえ、祭司長全員と民も、異邦の民の、忌みきらうべきすべてのならわしをまねて、不信に不信を重ね、主がエルサレムで聖別された主の宮を汚した。

皆、おかしくなってしまった

あらゆる牧師がおかしなことを言っている Ex:艱難前携挙説等

このことは御言葉の成就

今のキリスト教界に見えない形でこの世の方法が取り入れられている、入ってくる、このことが実現してきている

 

36:15 彼らの父祖の神、主は、彼らのもとに、使者たちを遣わし、早くからしきりに使いを遣わされた。それは、ご自分の民と、ご自分の御住まいをあわれまれたからである。

36:16 ところが、彼らは神の使者たちを笑いものにし、そのみことばを侮り、その預言者たちをばかにしたので、ついに、主の激しい憤りが、その民に対して積み重ねられ、もはや、いやされることがないまでになった。

だからと言って神は見捨てているわけではない、それなりに使いが送られてくる

レムナントがこのような働きに連なっている

ただし、神の前に正しい使者は歓迎されない、このことに関して御言葉を超えることは出来ない

本当のことを言うなら、侮られ馬鹿にされて普通、こういったことはつきもの、このことは、この当時だけでなく、今でも同じ

でも、この道を続けていきたい

 

36:17 そこで、主は、彼らのもとにカルデヤ人の王を攻め上らせた。彼は、剣で、彼らのうちの若い男たちを、その聖所の家の中で殺した。若い男も若い女も、年寄りも老衰の者も容赦しなかった。主は、すべての者を彼の手に渡された。

カルデヤ人:バビロン

御言葉に基づいてキリスト教界を見ていく

今の時代、大なり小なり教会がバビロンに影響されている

:教理でやられてしまう Ex:艱難前携挙説、クリスチャンは裁かれないという教理

 

36:18 彼は、神の宮のすべての大小の器具、主の宮の財宝と、王とそのつかさたちの財宝、これらすべてをバビロンへ持ち去った。

アメリカ、バビロンのもとに多くの教会が連れて行かれてしまう

 

36:19 彼らは神の宮を焼き、エルサレムの城壁を取りこわした。その高殿を全部火で燃やし、その中の宝としていた器具を一つ残らず破壊した。

火で燃やし:霊的なこと、おかしな霊がキリスト教界に来ている

 

36:20 彼は、剣をのがれた残りの者たちをバビロンへ捕え移した。こうして、彼らは、ペルシヤ王国が支配権を握るまで、彼とその子たちの奴隷となった。

36:21 これは、エレミヤにより告げられた主のことばが成就して、この地が安息を取り戻すためであった。この荒れ果てた時代を通じて、この地は七十年が満ちるまで安息を得た。

36:22 ペルシヤの王クロスの第一年に、エレミヤにより告げられた主のことばを実現するために、主はペルシヤの王クロスの霊を奮い立たせたので、王は王国中におふれを出し、文書にして言った。

36:23 「ペルシヤの王クロスは言う。『天の神、主は、地のすべての王国を私に賜わった。この方はユダにあるエルサレムに、ご自分のために宮を建てることを私にゆだねられた。あなたがた、すべて主の民に属する者はだれでも、その神、主がその者とともにおられるように。その者は上って行くようにせよ。』」

ここでは2つの学びがある

Ⅰ)⇒ユダ王国がバビロンに捕囚される

Ⅱ)⇒エズラ、ネヘミヤで書かれている様に、宮・都が再建される

今の時代に当てはめるとキリスト教界全体がアメリカの影響の下でおかしな教理が蔓延

それと同時に人知れず宮の再建が行われる

こういう働きが出てくることが預言されている

霊的な回復が成される

そういう働きに携わりたい