エペソ人への手紙3章 2012.12.16,12.23
3:1 こういうわけで、あなたがた異邦人のためにキリスト・イエスの囚人となった私パウロが言います。
パウロは自分でこのことを自覚している
3:2 あなたがたのためにと私がいただいた、神の恵みによる私の務めについて、あなたがたはすでに聞いたことでしょう。
務め:働き
仕事があることは大事
神の前には「務め」があって普通
3:3 先に簡単に書いたとおり、この奥義は、啓示によって私に知らされたのです。
3:4 それを読めば、私がキリストの奥義をどう理解しているかがよくわかるはずです。
「奥義」について
参照 マタイ13:10,11
13:10 すると、弟子たちが近寄って来て、イエスに言った。「なぜ、彼らにたとえでお話しになったのですか。」
13:11 イエスは答えて言われた。「あなたがたには、天の御国の奥義を知ることが許されているが、彼らには許されていません。
このことは、「群集には解説がない」ということを言っている、しかし弟子には解説をされている
あらゆる聖書の記述は、たとえに満ちている
群集は大事なことを見ない
これは今の時代も同じ
聖書の中には、「奥義」と言われる知識があらゆるところに隠されている
このことを知るには、ある程度の回数を通読する
そして、「奥義がある」という前提や理解で読むことにポイントがある
3:5 この奥義は、今は、御霊によって、キリストの聖なる使徒たちと預言者たちに啓示されていますが、前の時代には、今と同じようには人々に知らされていませんでした。
パウロの時と同様、今もすべての人に「奥義」が示されるわけではない
「終末の奥義」に関しても、神が選んだ人に示される、啓示される
神は奥義を隠しておられる、しかし示される
Ex:世の終わりは教会が裁かれる時であるということ等
3:6 その奥義とは、福音により、キリスト・イエスにあって、異邦人もまた共同の相続者となり、ともに一つのからだに連なり、ともに約束にあずかる者となるということです。
異邦人も、いずれ神の恵みを受ける→このことも、ひとつの奥義
3:7 私は、神の力の働きにより、自分に与えられた神の恵みの賜物によって、この福音に仕える者とされました。
パウロは「奥義」に仕えていく者となった
神は奥義を隠していた、しかし神の時に御心の人を通してハッキリと開く
奥義を聞くべき人は、働き人として召される
順番としては、まず奥義が啓示される、次の段階として、奥義を示されたらに仕える=隠されていた福音をどんどん伝える
レムナントも、これに倣う
福音、奥義に仕えるのは「恵み」
なぜ恵みなのか?→皆が皆、受けるわけではないから
3:8 すべての聖徒たちのうちで一番小さな私に、この恵みが与えられたのは、私がキリストの測りがたい富を異邦人に宣べ伝え、
すべての聖徒がみな、この召しにあずかっているわけではない
終末のことも、ほんの少数の人に示されている
3:9 また、万物を創造された神の中に世々隠されていた奥義を実行に移す務めが何であるかを明らかにするためにほかなりません。
「奥義を実行に移す」ということにポイントがある
パウロに関しては、彼が実際に啓示を受けたのは事実
しかし彼が行動を起こすのは別、しかし彼は語った
パウロが実行に移したため、福音は広がった
終末に関しても奥義がある、そしてこういう働きがあり、レムナントもおこなっている
そして、そのことを実行に移すことが大事→真理を見る人が出てくる
そういうことを神は求めている
終末の色々な真理を語ることに御心がある
多くの人は知識としてしか聞かない、実行には移さない→これは神の前にNG
このことを実行に移さないと艱難時代を乗り越えられない、そして入るべきところに入れない
奥義を語り、実行し、模範になる
聞くことは聞くことで、それはそれでひとつのこと、しかし実行に移すのは別
3:10 これは、今、天にある支配と権威とに対して、教会を通して、神の豊かな知恵が示されるためであって、
「神の豊かな知恵」について
神は知恵のあるお方
神のなさるわざについて
Ex:聖書は神の知恵によって書かれている、ゆえに奇想天外なことが起きてくる
しかし多くのクリスチャンは神の知恵を侮り、自分の常識を優先している→NG
たとえば黙示録では、「偽ユダヤ人と本物のユダヤ人」についてハッキリと書いている、しかし多くのクリスチャンはこのことで惑わされている、こういうことについても神の知恵によって書かれている、にもかかわらず信じていない
でも、「神の豊かな知恵」という風に書かれている以上、私たちは「神の知恵」を尊重しなければいけない
今のクリスチャンの問題点は、神のことを理性内にとどめている
しかし、神の知恵に恐れを持つこと
3:11 私たちの主キリスト・イエスにおいて実現された神の永遠のご計画に沿ったことです。
神が「永遠」という類の計画を持っている
パウロは、その一端を担っていた→異邦人の救いのメッセージ
「奥義」を実行に移すという仕事は、神の前に非常に価値がある→神の永遠の計画の一部を担うこと、レムナントもそれに準じている、それは光栄であり尊いこと
今のクリスチャンは、「神の永遠の計画」とは関係ないことばかりしている
パウロの時代もそうだった、むしろ妨害者のほうが多かった
その時代において大事なことがある
終末の大事な計画→獣の国や背信のクリスチャンの裁きについての警告等
「神の永遠の計画」にあずかるにあたって、神の本質をとらえた働きをする
それぞれの神の計画は実現される
啓示を受けたら、実現する
3:12 私たちはこのキリストにあり、キリストを信じる信仰によって大胆に確信をもって神に近づくことができるのです。
キリストが贖いを成してくださり、道を開いてくださった
3:13 ですから、私があなたがたのために受けている苦難のゆえに落胆することのないようお願いします。私の受けている苦しみは、そのまま、あなたがたの光栄なのです。
「艱難」は「栄光」だと言っている、これはこの世の方法とは異なる
神のために苦難を受けるなら「栄光」に直結する→後に祝福を受ける
Ex:イエスさま、パウロ、ヨブ
聖書的なパターン→「栄光」の前に艱難が先立つ、艱難は避けられない
「栄光」を受ける人は、皆、苦難を受けるという聖書のパターンを尊重する
正しいことをして苦難に会うのは、イエスさまやパウロやヨブが通った道
3:14 こういうわけで、私はひざをかがめて、
3:15 天上と地上で家族と呼ばれるすべてのものの名の元である父の前に祈ります。
神は、あらゆるもととなっている
あらゆる教会やクリスチャンは神から来ている
預言者の名前の中に、「神の名」が入っている
Ex:エレミヤ:神が遣わされた エゼキエル:神が力づけた
神に従って歩んでいくときに、神の性質に似てくる、受け継ぐ、実質が出てくる、そして歩みが変わる
バイブルネームが実態を反映する
神の性質:人を思いやる
真に教会に属しているなら、神からの名や性質を受け継いでいる
3:16 どうか父が、その栄光の豊かさに従い、御霊により、力をもって、あなたがたの内なる人を強くしてくださいますように。
「内なる人が強くなる」ことにポイントがある
内側が強められることにポイントがある→御霊によって強められる
これは「祈り」によってなされる
祈らないと強められない
リバイバル聖会で強められるわけではない
3:17 こうしてキリストが、あなたがたの信仰によって、あなたがたの心のうちに住んでいてくださいますように。また、愛に根ざし、愛に基礎を置いているあなたがたが、
3:18 すべての聖徒とともに、その広さ、長さ、高さ、深さがどれほどであるかを理解する力を持つようになり、
3:19 人知をはるかに越えたキリストの愛を知ることができますように。こうして、神ご自身の満ち満ちたさまにまで、あなたがたが満たされますように。
キリストの愛は、人知をはるかに超えたもの
キリストの愛を正しく知ることができるように祈り求めていきたい
3:20 どうか、私たちのうちに働く力によって、私たちの願うところ、思うところのすべてを越えて豊かに施すことのできる方に、
3:21 教会により、またキリスト・イエスにより、栄光が、世々にわたって、とこしえまでありますように。アーメン。
私たちの願いや思いを超えておこなってくださる
「施す」(KJV):おこなう、成してくれる
神さまのおこない:人知を超えた恵み
私たちの計画を遥かに超えたものを用意してくださっている
主の働きを優先していくときに、恵みに入っていく
レムナントキリスト教会
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