ネヘミヤ記5章 2012.2.12
メッセージの前に・・・
エズラ記、ネヘミヤ記は、宮の回復、都の回復について書かれている
このことには、たとえの意味合いがあって・・・
畑、麦、パン、ぶどう酒、すなわち、「宮の回復」「都の回復」とは、御言葉、聖霊の働きに関しての回復について言われている
5:1 ときに、民とその妻たちは、その同胞のユダヤ人たちに対して強い抗議の声をあげた。
5:2 ある者は、「私たちには息子や娘が大ぜいいる。私たちは、食べて生きるために、穀物を手に入れなければならない。」と言い、
5:3 またある者は、「このききんに際し、穀物を手に入れるために、私たちの畑も、ぶどう畑も、家も抵当に入れなければならない。」と言った。
終末、ききんになることの予表 「ききん」とは御言葉を聞くききんのこと
参照 アモス書8:11
8:11 見よ。その日が来る。──神である主の御告げ──その日、わたしは、この地にききんを送る。パンのききんではない。水に渇くのでもない。実に、主のことばを聞くことのききんである。
主の御言葉を聞くことのききんがくる
メッセージを聞くことのききんの時代、だから、弟子の歩みをしてメッセージの訓練をして、メッセンジャーとして立ち上がっていく
主の言葉を語っていく器が求められている
5:4 またある者は言った。「私たちは、王に支払う税金のために、私たちの畑とぶどう畑をかたにして、金を借りなければならなかった。
畑もぶどう畑も取られてしまう→これも予表
教会は本来イスラエルのもの、それが他国人に占領される→教会に別の教えが入ってきてしまう
5:5 現に、私たちの肉は私たちの兄弟の肉と同じであり、私たちの子どもも彼らの子どもと同じなのだ。それなのに、今、私たちは自分たちの息子や娘を奴隷に売らなければならない。事実、私たちの娘で、もう奴隷にされている者もいる。しかし、私たちの畑もぶどう畑も他人の所有となっているので、私たちにはどうする力もない。」
奴隷:罪の奴隷
回復の時代の1つの問題点:教会に通いながらも罪から解放されない
Ex:サルデスの教会は罪に死んでいる
教会の問題点:名目はともかく、実態は奴隷から開放されない
畑、ぶどう畑:教会のたとえ
他人の所有となっている:本来、教会はポイントをついたメッセージをしていくところ、しかし、他人のメッセージ、たとえば、マザー・テレサの教えが語られていたりする、他にも、地獄は無いなどの教えもその一部
真の神の民のために、畑は取り戻されるべき
別の人が種を蒔くゆえに、ちっとも罪から解放されない
5:6 私は彼らの不平と、これらのことばを聞いて、非常に怒った。
5:7 私は十分考えたうえで、おもだった者たちや代表者たちを非難して言った。「あなたがたはみな、自分の兄弟たちに、担保を取って金を貸している。」と。私は大集会を開いて彼らを責め、
5:8 彼らに言った。「私たちは、異邦人に売られた私たちの兄弟、ユダヤ人を、できるかぎり買い取った。それなのに、あなたがたはまた、自分の兄弟たちを売ろうとしている。私たちが彼らを買わなければならないのだ。」すると、彼らは黙ってしまい、一言も言いだせなかった。
8節:売られている→これは、NG
買い取る(罪を)ことにポイントがある
罪に売られてしまっている、本来は逆がなされなければいけない、だから回復の働きが必要
その際、問題点を指摘しなければならない
教会に行って罪に売られてしまうのはNG
教会で、贖いによって買い取られるはずなのに売られてしまったというのは問題
5:9 私は言い続けた。「あなたがたのしていることは良くない。あなたがたは、私たちの敵である異邦人のそしりを受けないために、私たちの神を恐れながら歩むべきではないか。
クリスチャンが罪の奴隷になったら敵(異邦人)のそしりを受ける
奴隷は家(天の御国)を継がない
5:10 私も、私の親類の者も、私に仕える若い者たちも、彼らに金や穀物を貸してやったが、私たちはその負債を帳消しにしよう。
帳消しにポイントがある
5:11 だから、あなたがたも、きょう、彼らの畑、ぶどう畑、オリーブ畑、家、それにまた、あなたがたが彼らに貸していた金や、穀物、新しいぶどう酒、油などの利子を彼らに返してやりなさい。」
5:12 すると彼らは、「私たちは返します。彼らから何も要求しません。私たちはあなたの言われるとおりにします。」と言った。そこで、私は祭司たちを呼び、彼らにこの約束を実行する誓いを立てさせた。
5:13 私はまた、私のすそを振って言った。「この約束を果たさない者を、ひとり残らず、神がこのように、その家とその勤労の実とから振り落としてくださいますように。このように、その者は振り落とされて、むなしい者となりますように。」すると全集団は、「アーメン。」と言って、主をほめたたえた。こうして、民はこの約束を実行した。
約束:負債を帳消しにすること、このことを実行していく、そうでないと、振り落とされてしまう
たとえば、一万タラント(6000億円)の負債の話がある。
一万タラント(6000億円)とは、神の前における私たちの負債の量
主人(神)が、かわいそうに思ってゆるしてくださった、これは、贖いのことを言われている
だから、もし、他の人の罪を赦さないなら、天の父が赦してくれない
このことは真面目に考える Ex:主の祈りの中でも、「私たちに罪を犯す者を私たちが赦しますので、私たちの罪もお赦しくださいますように」と、あるので、他の人の罪を赦すことは重要
人の罪の赦しを実行しないと、すべてのものは台無しになる
5:14 また、私がユダの地の総督として任命された時から、すなわち、アルタシャスタ王の第二十年から第三十二年までの十二年間、私も私の親類も、総督としての手当を受けなかった。
5:15 私の前任の総督たちは民の負担を重くし、民から、パンとぶどう酒のために取り立て、そのうえ、銀四十シェケルを取った。しかも、彼らに仕える若い者たちは民にいばりちらした。しかし、私は神を恐れて、そのようなことはしなかった。
こういうことはよくない
教会の中においても、確かに、権威はある、しかし、何でもかんでも威張り散らしてはダメ
5:16 また、私はこの城壁の工事に専念し、私たちは農地を買わなかった。私に仕える若い者たちはみな、工事に集まっていた。
ネヘミヤは教会の回復に力を費やしていた、だから、農地は買わなかった
ネヘミヤは会堂建築とかではなく、教会の働きに専念した
ネヘミヤは大牧会者になるとか教会を大きくすることとかの道を選ばなかったし、そういったことに力を入れなかった
教会の回復に専念した、あらゆる力を工事に専念した
農地は買わない、しかし、工事をした
レムナントも工事の働きを専念していくことにこの先も力点を置いていく
神から示された奉仕を行っていく
5:17 ユダヤ人の代表者たち百五十人と、私たちの回りの国々から来る者が、私の食卓についていた。
5:18 それで、一日に牛一頭、えり抜きの羊六頭が料理され、私のためには鶏が料理された。それに、十日ごとに、あらゆる種類のぶどう酒をたくさん用意した。それでも私は、この民に重い労役がかかっていたので、総督としての手当を要求しなかった。
5:19 私の神。どうか私がこの民のためにしたすべてのことを覚えて、私をいつくしんでください。
多くの人はネヘミヤの食卓で養われていた
そしてネヘミヤは手当てを要求しなかった、しかし、主が働き人を養ってくださった
働きを正しくしていくなら多くの人々が養われていく
やるべきことを行っていくときに霊的に養われたり、ぶどう酒(聖霊の力・働き)を受ける人々が出てくる
レムナントキリスト教会
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