ピリピ人への手紙4章 2013.4.21,4.28
4:1 そういうわけですから、私の愛し慕う兄弟たち、私の喜び、冠よ。どうか、このように主にあってしっかりと立ってください。私の愛する人たち。
お一人一人が立ち上がっていくときに、冠となる
人を牧したり、導いた人が成長したり立て上げられていく→冠となる
そして、「しっかりと主に立ちなさい」と言っている
いつの間にか、違うことに立ってしまっていることがある
特に働き人や牧師になっていくときに、このことはポイントとなる
Ex:エレミヤ牧師の証→以前、神学校へ行っていたときに、聖書の注解書の購入を牧師に勧められた、しかし、抵抗があったので買わなかった、その代わり、神に聞くようになった、そして、今のような働きに着くことができた、ゆえに注解書を購入しなくて良かった
証を通して言いたいことは、主が必ず御言葉を教えて下さるということ
御言葉に立つのか?そうでないのか?の選択がある
さっきの証ですが、注解書を購入するかどうかが、働きや歩みの分かれ目になった、もし、購入していたら、召しが消えてしまった可能性があるかもしれない
主に堅く着くというときに、そんな中にあって、もし、困ったことや問題があったりしたときに、祈りを優先、祈りに徹する
啓示に関してもしかり、啓示が来るまで祈っていくときに、方向性が示される
祈って主の啓示を受ける
クリスチャンであっても、他のものに着いてしまう可能性があるので、わざわざこのようなことが書かれている
堅く主に着くときに、主からの示し、語りかけを受ける
4:2 ユウオデヤに勧め、スントケに勧めます。あなたがたは、主にあって一致してください。
4:3 ほんとうに、真の協力者よ。あなたにも頼みます。彼女たちを助けてやってください。この人たちは、いのちの書に名のしるされているクレメンスや、そのほかの私の同労者たちとともに、福音を広めることで私に協力して戦ったのです。
同労者と共に福音を広める働きを成したということを言っている、このことは、要は主の働き人のことを言っている、そしてそのことは、“命の書”と関係する
私たちが働きに準じていくなら、“命の書”に名が記されていく可能性が高い
このことは人間の常識、思い、考えとは異なる
普通、働くよりも、サービスされたほうが楽しい
人間的には働き人は大変、しかし、“命の書”に名が記されることに通じる
奉仕者は名前が記されることに通じる
参照 ネヘミヤ記2:20,3:1,2
2:20 そこで、私は彼らにことばを返して言った。「天の神ご自身が、私たちを成功させてくださる。だから、そのしもべである私たちは、再建に取りかかっているのだ。しかし、あなたがたにはエルサレムの中に何の分け前も、権利も、記念もないのだ。」
3:1 こうして、大祭司エルヤシブは、その兄弟の祭司たちと、羊の門の再建に取りかかった。彼らはそれを聖別して、とびらを取りつけた。彼らはメアのやぐらまで聖別し、ハナヌエルのやぐらにまで及んだ。
3:2 彼の次にエリコの人々が建て、その次にイムリの子ザクルが建てた。
20節:神の働きに携わっている→命の書に名が記されることと通じる、しかし、御心が無い人は、働きに携われない
1節:エルヤシブは再建した、彼の奉仕が記される→命の書に名が記される
2節:奉仕と一緒に名前が残る→命の書に通じる
奉仕は大変、一見魅力の無いように見える、しかし、時間をかけて手間をかけて奉仕していく中で、命の書に名前が記される
クレメンスや他の同労者のように、働き人を助けることにポイントがある→命の書に名前が記される
ただし、最後の最後でコケないように
教理の回復の奉仕は、名前が記されることと大いに関係がある
4:4 いつも主にあって喜びなさい。もう一度言います。喜びなさい。
クリスチャンのあるべき姿
人間の考え→怒り、悲しみ、不満が出やすいから、ゆえに「喜び」を求めていく
4:5 あなたがたの寛容な心を、すべての人に知らせなさい。主は近いのです。
寛容でないとダメ、そして、「教会が、こう」とか「クリスチャンが、こう」とかということを知らせていくべき
4:6 何も思い煩わないで、あらゆるばあいに、感謝をもってささげる祈りと願いによって、あなたがたの願い事を神に知っていただきなさい。
4:7 そうすれば、人のすべての考えにまさる神の平安が、あなたがたの心と思いをキリスト・イエスにあって守ってくれます。
私たちは思い煩いやすい→神の前にNG
あらゆるばあいに~→このような生活習慣になるのが正しい
サタンに祈りを奪われることにないように気を付ける
思い煩うよりも、祈りに力を入れる→平安を得る、心が変えられる
だんだんと気持ちが変わっていく
この世の思い煩いを朝から夜まで引きずってしまうのはダメ、そうだとしたら、この世の人と変わらなくなる、霊的に疲れてしまう
主に足を洗ってもらわないとダメ、そうでないと、いつまでたっても思いも考えも変わらない
祈っていくと平安がある、平安の中に守りがある
神の平安、方法があるので、それを求めていきたい
思い煩ったり、つぶやいたりしたり、この世の人と同じ結論になってしまう
パニックになったとき、思い煩わずに祈る
4:8 最後に、兄弟たち。すべての真実なこと、すべての誉れあること、すべての正しいこと、すべての清いこと、すべての愛すべきこと、すべての評判の良いこと、そのほか徳と言われること、称賛に値することがあるならば、そのようなことに心を留めなさい。
クリスチャン生活おいて、このようなことがある
賞賛のあることは、心に留め、真似をしろと言っている
取り入れたり、まねをしたりしたほうがいいと思うことは、ひるまず、臆面もなく、真似をしろと言っている
良い習慣は、どんどん真似をする、あからさまに取り入れる→成長したり、教えられたり、励まされたりする
取り入れるか否かで、結果がまったく変わってくる
取り入れないなら、成長しない
いくら身近に良い見本がいても、何年経っても変わらない
4:9 あなたがたが私から学び、受け、聞き、また見たことを実行しなさい。そうすれば、平和の神があなたがたとともにいてくださいます。
この言葉は8節とつながっている
何か良いことを受けたら、真似をする、実行する
臆面もなく、実行しなさいと言っている
奉仕者に立つなら、パウロのようなことを言わなければいけない
奉仕者は24時間、歩みが問われる、実践が大事
見ても聞いて受けても学びにしても、どの角度から見ても、真似されなければいけない、ゆえに奉仕者は厳しい、小手先では通用しない
良い教師or反面教師になる可能性がある
パウロのような奉仕者を目指す、そのようにして神の言葉は受け継がれた
表面、言葉だけではない
4:10 私のことを心配してくれるあなたがたの心が、今ついによみがえって来たことを、私は主にあって非常に喜んでいます。あなたがたは心にかけてはいたのですが、機会がなかったのです。
ピリピの人は、パウロ、すなわち奉仕者を気にかけている
ピリピの人は、具体的に献金を送ったりして、パウロの働きを助けた
実際に同行はしなくても、こうしたことで働きを助けた
4:11 乏しいからこう言うのではありません。私は、どんな境遇にあっても満ち足りることを学びました。
4:12 私は、貧しさの中にいる道も知っており、豊かさの中にいる道も知っています。また、飽くことにも飢えることにも、富むことにも乏しいことにも、あらゆる境遇に対処する秘訣を心得ています。
主にあって、あらゆる境遇に対処する秘訣を得ている
人からの評判もその一部、サタンはそのあたりをついてくる
人からの評判に対しても、正しく対応する
キリストは自分に対しての配慮が無い
Ex:パリサイ人や律法学者に対して、「蛇よ、まむしの末よ」と言った
評判が良くても悪くても、対処しなければ、神の働きはできない
4:13 私は、私を強くしてくださる方によって、どんなことでもできるのです。
あらゆる状況、境遇であっても、主によって対応できる
働きに関しても同じ
苦手であっても、やらなければいけない奉仕は、バリアやボーダーを超えて成していく
信じて行うかどうかで、結果が変わってくる
奉仕において必要なことは信じて祈り求めていく
4:14 それにしても、あなたがたは、よく私と困難を分け合ってくれました。
4:15 ピリピの人たち。あなたがたも知っているとおり、私が福音を宣べ伝え始めたころ、マケドニヤを離れて行ったときには、私の働きのために、物をやり取りしてくれた教会は、あなたがたのほかには一つもありませんでした。
4:16 テサロニケにいたときでさえ、あなたがたは一度ならず二度までも物を送って、私の乏しさを補ってくれました。
献金や物を送って働き人を助けた→神からの語りかけ
こういうことを通して働きに加わっていく→神が望んでいること
4:17 私は贈り物を求めているのではありません。私のほしいのは、あなたがたの収支を償わせて余りある霊的祝福なのです。
収支→会計用語
献金をすれば、持金は当然減る
でも、霊的な祝福や御霊の実が来る→次節の“香ばしいかおり(注:果実)”に通じる
献金と霊的なことは、大いに関係する
献金と霊的な状態は関係がある
献金をする人は、霊的なことで大事なポイントをつかむ
その裏に、神が働いている→霊的な祝福につながる
収支を償わせて余りある霊的祝福→霊的にプラスになる
神が語っているので、尊重したほうが良い
4:18 私は、すべての物を受けて、満ちあふれています。エパフロデトからあなたがたの贈り物を受けたので、満ち足りています。それは香ばしいかおりであって、神が喜んで受けてくださる供え物です。
献金→犠牲、捧げ物、供え物
旧約聖書には、捧げ物のことが沢山書いてある→霊的な益になるように、書いてある
捧げたら、財布が軽くなる、犠牲が伴う→神が喜ぶ
神は、そのことにこだわっている→お一人一人にとって益になる、だから勧めている
たしかに捧げたら減る、犠牲が伴う
また、お金だけでなく、時間も捧げる、しかし、神は犠牲を喜ばれる
人間的には、どう見ても損、しかし、神と人間の見る方向は違う
このことは祝福になったり、得たりする→霊的に得て、他の人が見ていないものを見る
捧げないときは、見えなかった、しかし、神に捧げたら見えるようになったというのが、聖書の一つのパターン→人の見る目と神の見る目は違う
神の方法がベスト
Ex:イエス様は全部失った、しかし、後の世に、王の位置に着いた
神が勧めている、捧げることに目を留める
多くのクリスチャンは、この世的にしか見ていない、しかし、見るべきことを見る
4:19 また、私の神は、キリスト・イエスにあるご自身の栄光の富をもって、あなたがたの必要をすべて満たしてくださいます。
主にあって、捧げ物をもって歩んでいくときに、霊的なことも含めて、必要なすべてを満たしてくださる
見るべきものを見る Ex:十本の角、携挙についての正しい知識
主の前に必要な捧げ物をするなら、霊的な富や実際の必要なものも与えてくださる
まず、私たちが必要なものを捧げて、そしてこのことは成就する
4:20 どうか、私たちの父なる神に御栄えがとこしえにありますように。アーメン。
4:21 キリスト・イエスにある聖徒のひとりひとりに、よろしく伝えてください。私といっしょにいる兄弟たちが、あなたがたによろしくと言っています。
4:22 聖徒たち全員が、そして特に、カイザルの家に属する人々が、よろしくと言っています。
4:23 どうか、主イエス・キリストの恵みが、あなたがたの霊とともにありますように。
私たちの霊が大事
霊が健全であるように、よくよく祈る
クリスチャンでも、容易に変な霊に導かれている人がいるので、聖霊に導かれるように祈り求めていく
霊にとりつかれるのはあっという間なので、気を付けて、聖霊に導かれるように祈り求める
聖霊も悪霊も、霊は早いということを理解しておく
レムナントキリスト教会
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