ヨブ記35章 2013.2.10
35:1 エリフはさらに続けて言った。
35:2 あなたはこのことを正義によると思うのか。「私の義は神からだ。」とでも言うのか。
35:3 あなたは言っている。「何があなたの役に立つのでしょうか。私が罪を犯さないと、どんな利益がありましょうか。」と。
神のことを持ち出して正しい人を迫害する→艱難時代
こういったパターンでもくる
参照 ヨハネ16:2
16:2 人々はあなたがたを会堂から追放するでしょう。事実、あなたがたを殺す者がみな、そうすることで自分は神に奉仕しているのだと思う時が来ます。
エリフのような論理に惑わされてはダメ
2節(KJV):私の義は神にまさる→しかし実際にヨブは言っていない
エリフは神の立場に立とうとしている→パリサイ人、律法学者のパターン
私たちが言っていないことまで言われて非難される
3節(KJV):私が罪からきよめられて何の益がありましょうか→このこともヨブは言っていない
問題はヨブではなくエリフ
実際に言っていないことに対する非難がくる
やっていないことまで尾ひれをつけて言われる→その時にどうするのか?
そういった惑わし、揺るがし、引っ掛けがある→このことはイエスさまも体験された
参照 マタイ26:59-61
26:59 さて、祭司長たちと全議会は、イエスを死刑にするために、イエスを訴える偽証を求めていた。
26:60 偽証者がたくさん出て来たが、証拠はつかめなかった。しかし、最後にふたりの者が進み出て、
26:61 言った。「この人は、『わたしは神の神殿をこわして、それを三日のうちに建て直せる。』と言いました。」
エリフもヨブに対して偽の偽証をしていた
実際に言っていないことを色々と言われてしまうという、揺るがしや惑わしがくる
そこで切れてはダメ、主に委ねる
ポイントを失ってはいけない→評判とかを気にしてはダメ、永遠の命が目標
評判は些細なこと、もっとも大事なことを失ってはダメ
35:4 私はあなたと、またあなたとともにいるあなたの友人たちに答えて言おう。
35:5 天を仰ぎ見よ。あなたより、はるかに高い雲を見よ。
35:6 あなたが罪を犯しても、神に対して何ができよう。あなたのそむきの罪が多くても、あなたは神に何をなしえようか。
35:7 あなたが正しくても、あなたは神に何を与ええようか。神は、あなたの手から何を受けられるだろうか。
35:8 あなたの悪は、ただ、あなたのような人間に、あなたの正しさは、ただ、人の子に、かかわりを持つだけだ。
このこともズレている
主は大いに正しいことに関心がある
主は私たちの罪をゆるされるために道を開いてくださった
エリフは本当の意味の教理が分かっていない
ピント外れの人から非難される
真理は主にある、主が道を開いてくださる
艱難時代は、ピント外れの人から非難されることが一時的にゆるされる→人の言うことに一喜一憂しない
35:9 人々は、多くのしいたげのために泣き叫び、力ある者の腕のために助けを叫び求める。
35:10 しかし、だれも問わない。「私の造り主である神はどこにおられるか。夜には、ほめ歌を与え、
35:11 地の獣よりも、むしろ、私たちに教え、空の鳥よりも、むしろ、私たちに知恵を授けてくださる方は。」と。
35:12 そこでは、彼らが泣き叫んでも答えはない。悪人がおごり高ぶっているからだ。
35:13 神は決してむなしい叫びを聞き入れず、全能者はこれに心を留めない。
12,13節はヨブのことを言っている
ヨブは悪人だから神が答えてくれないとエリフは言っている
悪人扱いされる、このことは主も通った道→十字架のときに色々と非難された
参照 マタイ26:39-43
27:39 道を行く人々は、頭を振りながらイエスをののしって、
27:40 言った。「神殿を打ちこわして三日で建てる人よ。もし、神の子なら、自分を救ってみろ。十字架から降りて来い。」
27:41 同じように、祭司長たちも律法学者、長老たちといっしょになって、イエスをあざけって言った。
27:42 「彼は他人を救ったが、自分は救えない。イスラエルの王さまなら、今、十字架から降りてもらおうか。そうしたら、われわれは信じるから。
27:43 彼は神により頼んでいる。もし神のお気に入りなら、いま救っていただくがいい。『わたしは神の子だ。』と言っているのだから。」
ヨブと同じような苦難
悪人だからいくら祈っても聞いてもらえないという非難
悪人だから死刑にあったと言われた、こういう揺るがしがくる
正しいのに逮捕されたら悪者呼ばわりされる、それでも正しくとどまるか?
正しくとどまれるように祈り求めていきたい
サタンが人を通して言わせている→最後まで煽られる、しかし反論してはダメ、主に従っていきたい
35:14 しかも、あなたは神を見ることができないと言っている。訴えは神の前にある。あなたは神を待て。
35:15 しかし今、神は怒って罰しないだろうか。ひどい罪を知らないだろうか。
訴え:裁き
ヨブは悪い、ヨブのひどい罪は罰せられたと言っている
参照 イザヤ書53:4
53:4 まことに、彼は私たちの病を負い、私たちの痛みをになった。だが、私たちは思った。彼は罰せられ、神に打たれ、苦しめられたのだと。
人が理解してくれることを求めてはダメ
35:16 ヨブはいたずらに口を大きく開き、知識もなく、自分の言い分を述べたてる。
ヨブは全然分かっていないと言っている→現実とは違う
ヨブは神に太鼓判を押された→人には見えない、ヨブもそのことは知らなかった
神の前に正しい知識を持っていたり位置にいたとしても、惑わされたクリスチャンからは間違えていると言われる、しかし正しく御心をおこなっていきたい
参照 マタイ27:12-14
27:12 しかし、祭司長、長老たちから訴えがなされたときは、何もお答えにならなかった。
27:13 そのとき、ピラトはイエスに言った。「あんなにいろいろとあなたに不利な証言をしているのに、聞こえないのですか。」
27:14 それでも、イエスは、どんな訴えに対しても一言もお答えにならなかった。それには総督も非常に驚いた。
イエスさまに対する訴えは沢山来た、しかし主は何も答えずにすべて委ねた
エリフのときにヨブは一言も答えなかった、後に神は弁明してくださった
色々と言われるかも知れない、そしてそのときに弁明するときもあれば、黙るときもある、しかしいずれも神さまが弁明してくださる
信仰の創始者であり完成者である主の成された方法がベスト
この世的なことで引っ掛かって大事なポイントを失わないように気をつける
正しく御心をおこなっていきたい
レムナントキリスト教会
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