詩篇149篇 2016.2.7
149:1 ハレルヤ。主に新しい歌を歌え。聖徒の集まりで主への賛美を。
主に新しい歌&賛美を捧げていくことが大事。
149:2 イスラエルは、おのれの造り主にあって喜べ。シオンの子らは、おのれの王にあって楽しめ。
私たちは主にあって、新しく造られた。
どのような罪や弱さがあっても、新しく造られるので、新しい創造を信じる。
ポイント:古いものにとらわれない。
参照 Ⅱコリント人への手紙5:17
5:17 だれでもキリストのうちにあるなら、その人は新しく造られた者です。古いものは過ぎ去って、見よ、すべてが新しくなりました。
149:3 踊りをもって、御名を賛美せよ。タンバリンと立琴をかなでて、主にほめ歌を歌え。
賛美は大事。場合によっては楽器等をもって、主を褒め称えていきたい。
ポイント:賛美をしていく。
149:4 主は、ご自分の民を愛し、救いをもって貧しい者を飾られる。
「貧しい者」に御心がある。
貧しい(KJV訳):心謙る、柔和、謙遜
こういう人に恵みがあり、救いをもって飾られる。
「救い」ということばに関して・・・
クリスチャンにとって、「救い」は当然と思っていた。けれどもパウロが、「恐れおののいて自分の救いを達成してください。」(ピリピ人への手紙2章12節)と言われているように、きちんと救われることが尊い。
つまりキリストを信じたことは、クリスチャンとしての歩みをスタートしたに過ぎない。スタートするのはひとつのこと。でも、ゴールするのは別。
ゆえに、もし、「救い」を全うするなら、すごいこと。そういう意味でゴールは狭い、と言える。「いのちに至る門は小さく、その道は狭く、それを見いだす者はまれです。」(マタイの福音書7章14節)と書かれている通りである。
しかし、そうではあっても・・・聖書には所々「救い」を全うするべくヒントが出てくる。その中で、「心謙る」「柔和」「謙遜」がひとつの鍵となる。
これらのことが、狭い道に入る大きなポイントとなる。このことに心を注ぐなら、救い&命の道に近いと言える。
イエスさまが、まさにそうだった。「わたしは心優しく、へりくだっているから、」(マタイの福音書11章29節)と書かれている通りである。
149:5 聖徒たちは栄光の中で喜び勇め。おのれの床の上で、高らかに歌え。
149:6 彼らの口には、神への称賛、彼らの手には、もろ刃の剣があるように。
剣:みことば
「剣」は、人を殺す道具。ゆえに、人の命を奪う面がある。
そして、もう一面のことがあり・・・「剣」(みことば)によって、永遠の命に導く。でも、正しく歩まない場合に、永遠の命を失う。
たとえば、律法学者&パリサイ人がそうだった。キリストを救い主と認めずに、十字架に付けて殺した。彼らにとっては、みことばが滅びとなった。正しく歩まなかったため、滅びに入ってしまった。
「みことば」は・・・正しく歩まないと災い&仇となり、滅びに入ってしまう。
命を得るものが、命を失うものとなってしまう。
149:7 それは国々に復讐し、国民を懲らすため、
149:8 また、鎖で彼らの王たちを、鉄のかせで彼らの貴族たちを縛るため。
みことばを通して正しく歩まない民の上に、懲らしめ&災いが来る。そして、鎖に縛られてしまう。
みことばに関しては、祝福だけではなく、枷&鎖となり、その人を縛ってしまうことがある。
たとえば、ブラザレン系の教会において、「フィラデルフィヤ(兄弟愛)」ということばを基に、「牧師がいる教会へ行ってはいけない。」という教理がある。しかしそれは、枷になってしまう。それが罠となって、他の教会へ行けなくなってしまうから。かつてエレミヤ牧師はそういった体験をされたそうです。でも、ある時、それはおかしいと気付いて、主に祈ったところ、そこから抜け出すことが出来たそうです。
歩み方次第で、みことばが「枷」になることがある。
でも、主の前に求めていくときに、「枷」から抜け出すことが出来る。
149:9 また書きしるされたさばきを彼らの間で行なうため。それは、すべての聖徒の誉れである。ハレルヤ。
聖書に書かれたことばは実行され、有効となる。
そういう意味で、聖書のことばというのは、契約みたいなもの。
クリスチャンであろうと、「書きしるされたさばきを彼らの間で行なうため。」のことばは実行される。
つまり、あらゆるみことばは実行される。
神のことばは、実行性がある。
「いのちにはいのち、目には目、歯には歯、手には手、足には足。」(申命記19章21節)とあるように、実行される。
ゆえに、上記のことば、「書きしるされたさばきを彼らの間で行なうため。」は恐れたほうが良い。
書かれた通りに、さばき&判断がなされるから。
ポイント:神の律法はすべて実行されるので、恐れをもって歩んでいきたい。
レムナントキリスト教会
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