詩篇89篇 2014.12.14
エズラフ人エタンのマスキール
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89:1 私は、主の恵みを、とこしえに歌います。あなたの真実を代々限りなく私の口で知らせます。
89:2 私はこう言います。「御恵みは、とこしえに建てられ、あなたは、その真実を天に堅く立てられる。」と。
真理が非常に大事な事柄
89:3 「わたしは、わたしの選んだ者と契約を結び、わたしのしもべダビデに誓っている。
89:4 わたしは、おまえのすえを、とこしえに堅く立て、おまえの王座を代々限りなく建てる。」セラ
ダビデの王座に関しての事柄
ダビデ王朝は途絶えない、しかし歴史的に見るなら王朝は行方不明になっている、しかし天皇家は万世一系の末裔
ダビデ王朝も万世一系、つまり血筋が途絶えない
もし4節が真実なら今も王朝はあり、そしてそれは日本以外に考えられない、他国にも王朝はあるが、どれもこれも万世一系ではないから
神の約束は、神が一度語られたらその通りになる
日本の天皇家以外、ダビデの末裔は無い
そしてダビデがキリストの型である、ということも見ていく
聖書に登場する多くの人物はキリストの型、又、キリストのもう一面として、王という面がある
真の王は神御自身
旧約時代、真の神の民を治め、導き、誉れを与えたのはイエス・キリスト御自身
そしてキリストを十字架に付けたというのは、真の王を十字架に付けたこと
それは終末にも再現する
参照 ヨハネの黙示録11:8
11:8 彼らの死体は、霊的な理解ではソドムやエジプトと呼ばれる大きな都の大通りにさらされる。彼らの主もその都で十字架につけられたのである。
終末も、さいごは背教で終わる
89篇は、たしかにダビデのことが書かれている、しかしキリストについても書いていることを見ていくときに奥義が理解できる
そしてキリストの王座は永遠に立つ
参照 ダニエル書2:44
2:44 この王たちの時代に、天の神は一つの国を起こされます。その国は永遠に滅ぼされることがなく、その国は他の民に渡されず、かえってこれらの国々をことごとく打ち砕いて、絶滅してしまいます。しかし、この国は永遠に立ち続けます。
キリストの王国のこと、そして世の終わりのことについて言われている
ダビデの王朝はすばらしい、しかしこれはひとつの型
私たちはどちらに着くのか?を考える、多くのクリスチャンは反キリストを拝む、しかしキリストを王とするなら永遠の命に入る
89:5 主よ。天は、あなたの奇しいわざをほめたたえます。また、聖徒たちの集まりで、あなたの真実をも。
89:6 まことに、雲の上ではだれが主と並びえましょう。力ある者の子らの中でだれが主に似ているでしょう。
89:7 主は、聖徒たちのつどいで大いに恐れられている神。主の回りのすべての者にまさって恐れられている方です。
神を恐れましょう!
真の意味合いで神を恐れない人は、一掃されてしまう
89:8 万軍の神、主。だれが、あなたのように力がありましょう。主よ。あなたの真実はあなたを取り囲んでいます。
真実=忠実
神は忠実なお方、この方に忠実なら裏切られることはない
89:9 あなたは海の高まりを治めておられます。その波がさかまくとき、あなたはそれを静められます。
霊的なことも、主によって静められる
89:10 あなたご自身が、ラハブを殺された者のように打ち砕き、あなたの敵を力ある御腕によって散らされました。
ラハブ:獣の国アメリカ
獣の国アメリカも、神によって打ち砕かれる
89:11 天はあなたのもの、地もあなたのもの。世界とそれを満たすものは、あなたがその基を据えられました。
天と地:教会の型
89:12 北と南、これらをあなたが造られました。タボルとヘルモンはあなたの御名を高らかに歌います。
旧約の北のイスラエル&南のユダ、新約のカトリック&プロテスタントに分かれているのも神の手による
89:13 あなたは力ある腕を持っておられます。あなたの御手は強く、あなたの右の手は高く上げられています。
89:14 義と公正は、あなたの王座の基。恵みとまことは、御前に先立ちます。
まこと=真理
私たちがインチキな教理を掴んでいるときに、主から離れる
真理を掴んでいるときに、主の道を歩む
89:15 幸いなことよ、喜びの叫びを知る民は。主よ。彼らは、あなたの御顔の光の中を歩みます。
89:16 彼らは、あなたの御名をいつも喜び、あなたの義によって、高く上げられます。
89:17 あなたが彼らの力の光栄であり、あなたのご恩寵によって、私たちの角が高く上げられているからです。
89:18 私たちの盾は主のもの、私たちの王はイスラエルの聖なる方のものだからです。
盾→敵の妨害を防ぐ
真の盾はキリスト→キリストから助けが来る
89:19 あなたは、かつて、幻のうちに、あなたの敬虔な者たちに告げて、仰せられました。「わたしは、ひとりの勇士に助けを与え、民の中から選ばれた者を高く上げた。
89:20 わたしは、わたしのしもべダビデを見いだし、わたしの聖なる油を彼にそそいだ。
89:21 わたしの手は彼とともに堅く立てられ、わたしの腕もまた彼を強くしよう。
89:22 敵が彼に害を与えることはなく、不正な者も彼を悩ますことはない。
ダビデは勇士
ゴリヤテをひとつの石で倒した、そしてこれはキリストの型
キリストによって、死や恐怖の奴隷から解放された
勇士→働きのひとつのポイント
敵が大群であったときに、立ち向かうのが勇士
主の前に勇士として歩むことにポイントがある
周りの人が倒されても、みことばに留まる人が勇士
剣を持って真理を語っていくのが勇士→神の前に意味のある事柄
89:23 わたしは彼の前で彼の仇を打ち砕き、彼を憎む者を打ち倒そう。
89:24 わたしの真実とわたしの恵みとは彼とともにあり、わたしの名によって、彼の角は高く上げられる。
ダビデに関してのこと
89:25 わたしは彼の手を海の上に、彼の右の手を川の上に置こう。
89:26 彼は、わたしを呼ぼう。『あなたはわが父、わが神、わが救いの岩。』と。
ダビデにおいて成就、誉れを得た
89:27 わたしもまた、彼をわたしの長子とし、地の王たちのうちの最も高い者としよう。
キリストにおいても成就
89:28 わたしの恵みを彼のために永遠に保とう。わたしの契約は彼に対して真実である。
ダビデに対しての契約も真実、そしてキリストに与えられた契約もそう、さらにそれは今のクリスチャンにそのまま与えられるもの、私たちもその契約に含まれる、永遠の命の契約も含まれる
89:29 わたしは彼の子孫をいつまでも、彼の王座を天の日数のように、続かせよう。
ダビデの子孫は今でも続いている
私たちクリスチャンもキリストの子孫
私たちも永遠の契約を約束されている
キリストに忠実なら、永遠の命が約束される
しかし終末はエサウのような長子の特権を売り払うクリスチャンが出てくる
そしてどんどん篩われて(ふるわれて)いく時代に入っていく
ゆえに大事なポイントは戦っていく、主によって強められていく
89:30 もし、その子孫がわたしのおしえを捨て、わたしの定めのうちを歩かないならば、
89:31 また、もし彼らがわたしのおきてを破り、わたしの命令を守らないならば、
89:32 わたしは杖をもって、彼らのそむきの罪を、むちをもって、彼らの咎を罰しよう。
神は真の王なので、真の父なのでおかしな方向へ行かないように子どもを懲らす
入るべきところに入るためにムチ打つ
参照 へブル人への手紙12:6
12:6 主はその愛する者を懲らしめ、受け入れるすべての子に、むちを加えられるからである。」
クリスチャンお一人一人を義にあずからせるために、そのようにされる
犯した罪に関して人にはバレていなくても、天の父はご存知なので、きちんと罰がくる
ゆえに、もし神からムチが来たら素直に聞き従っていく
また、牧会的な面も必要に応じてムチを下す
そうするときに神を恐れたり、歩みを正すきっかけとなる
89:33 しかし、わたしは恵みを彼からもぎ取らず、わたしの真実を偽らない。
89:34 わたしは、わたしの契約を破らない。くちびるから出たことを、わたしは変えない。
89:35 わたしは、かつて、わが聖によって誓った。わたしは決してダビデに偽りを言わない。
89:36 彼の子孫はとこしえまでも続き、彼の王座は、太陽のようにわたしの前にあろう。
89:37 それは月のようにとこしえに、堅く立てられる。雲の中の証人は真実である。」セラ
神はダビデに対してこのように言い、契約を守った
真の意味で、ダビデの王朝(=キリストの王朝)が続くのは、獣の国が倒されてから
89:38 しかし、あなたは拒んでお捨てになりました。あなたによって油そそがれた者に向かって、あなたは激しく怒っておられます。
89:39 あなたは、あなたのしもべの契約を廃棄し、彼の冠を地に捨てて汚しておられます。
89:40 あなたは彼の城壁をことごとく打ちこわし、その要塞を廃墟とされました。
バビロン捕囚は一面歴史的な事実
しかし日本において続いている
そして38節にあるように、キリストの王位は汚される
このことはキリストにおいても成就した
油そそがれた者=イエス・キリスト
人々の罪の怒りをキリストが負って、十字架で殺された
39節に書かれているのは、「もし、神の子なら、自分を救ってみろ。十字架から降りて来い。」とキリストは言われて、契約を廃棄されたかのようになる、しかしこれは一時的なこと
40節では、キリストが十字架にかかるという時に、全員の弟子が逃げたことを言われている
89:41 道を通り過ぎる者はみな、彼から奪い取り、彼は隣人のそしりとなっています。
参照 マタイの福音書27:39
27:39 道を行く人々は、頭を振りながらイエスをののしって、
一面、キリストはこういった恥や苦難を受ける
ゆえに詩篇89篇は、キリストへの預言と言える
89:42 あなたは彼の仇の右の手を高く上げ、彼の敵をみな喜ばせておられます。
実際にそうだった
キリストが十字架にかけられた時に、パリサイ人や祭司長や律法学者を喜ばせ、キリストを嘲った、「神の子なら自分を救ってみろ。十字架から降りて来い!」と。それに対してのことが次節に書かれている
89:43 そればかりか、あなたは彼の剣の刃を折り曲げ、彼が戦いに立てないようにされています。
42節のようなことをされても、しかしキリストはひと言も発しなかった、「剣の刃を折り曲げ」とあるように、全く反論しなかった
89:44 あなたは、彼の輝きを消し、彼の王座を地に投げ倒してしまわれました。
キリストの人気は全く覆された
89:45 あなたは、彼の若い日を短くし、恥で彼をおおわれました。セラ
このこともキリストの生涯そのもの、若くして亡くなった
しかも偉人として亡くなったのではなく、恥で覆われて亡くなった、そして罪人(犯罪人)として命を失った
89:46 主よ。いつまででしょうか。あなたはいつまでも身をお隠しになるのでしょうか。いつまで、あなたの憤りは火のように燃えるのでしょう。
89:47 どうか、心に留めていてください。私がどれだけ長く生きるかを。あなたはすべての人の子らをいかにむなしいものとして創造されたかを。
89:48 いったい、生きていて死を見ない者はだれでしょう。だれがおのれ自身を、よみの力から救い出せましょう。セラ
89:49 主よ。あなたのさきの恵みはどこにあるのでしょうか。それはあなたが真実をもってダビデに誓われたものです。
キリストの前半を見るなら恵み、しかし後半は恵みが無いかのように見える
89:50 主よ。心に留めてください。あなたのしもべたちの受けるそしりを。私が多くの国々の民のすべてをこの胸にこらえていることを。
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89:51 主よ。あなたの敵どもは、そのようにそしり、そのように、あなたに油そそがれた者の足跡をそしりました。
89:52 ほむべきかな。主。とこしえまでも。アーメン。アーメン。
油そそがれた者=イエス・キリスト
足跡=キリストの歴史、キリストのなしたこと
これは未来への預言
これから背教になると、キリストのなしたことが皆ひっくり返される
キリストのあらゆることに冒涜が加えられる Ex:ダヴィンチコード
この世の人やいい加減なクリスチャンは、皆ひっくり返されていく
足跡をそしる→これは暗示的なことば、キリストへのあらゆるそしりや捏造が起きてくる
私たちがそのようにそしられるキリストとさいごまで共にするか?キリストにきちんと着いていくか?が問われる
色々と評判が悪くなるとひっくり返される人や離れる人が多い
弟子たちはキリストが非難されたときも留まった
これから私たちの真価が問われる時がくる、そのときに留まるかどうかが問われる
全世界にそういう試練がくる、皆がテストに入っていく
参照 ヨハネの黙示録
3:10 あなたが、わたしの忍耐について言ったことばを守ったから、わたしも、地上に住む者たちを試みるために、全世界に来ようとしている試練の時には、あなたを守ろう。
すべての人にキリストの名のゆえに憎まれても留まるのか?が問われる
参照 マタイの福音書10:22
10:22 また、わたしの名のために、あなたがたはすべての人々に憎まれます。しかし、最後まで耐え忍ぶ者は救われます。
レムナントキリスト教会
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天皇家は万世一系のダビデ王朝の末裔である!警告の角笛シリーズ エレミヤ著